イマドキの男の子、女の子 ― 2007年09月18日 21時57分
今日は事実上の来年3月卒業の高校生に対する採用試験の解禁日。
当工場も現地採用の男子と女子の試験を実施しました。
しみじみ思ったのが、男子より女子の方がずっとしっかりしているということ。
このご時世に、うちみたいないたって地味だけど安定している会社を選ぶような女の子はしっかりしているのも当然ではあるのですが、よくよく話を聞いたり、課題として書かせた作文を読んだりしていると、それぞれに複雑な家庭の事情を抱えたりもしているよう。
給料をもらったら○○をしたいという話題が出てくるんですが、
「家族揃って旅行をしたことがないので、旅行に行きたい」
「父親に苦労をかけたので、少しでも孝行したい」
「雨漏りがするので、それを直したい」
なんて、このご時世に昭和のにおいがするコメントが。
残業しながら読んでたんですが、ちょいとジーンと来ましたよ。
それに引き替え男子は、ぽやーんとしているというか、まだまだお子ちゃまという感じ。
基本的にうちの試験はよほどとんでもないことをしないかぎり落とすことはないのでそれでも合格ではあるんですが、こいつら大丈夫かなあ、という懸念は拭えません。
まあ、別に今時に限らず、女性の方がしっかりしているのは世の常ではありますけれどね。
当工場も現地採用の男子と女子の試験を実施しました。
しみじみ思ったのが、男子より女子の方がずっとしっかりしているということ。
このご時世に、うちみたいないたって地味だけど安定している会社を選ぶような女の子はしっかりしているのも当然ではあるのですが、よくよく話を聞いたり、課題として書かせた作文を読んだりしていると、それぞれに複雑な家庭の事情を抱えたりもしているよう。
給料をもらったら○○をしたいという話題が出てくるんですが、
「家族揃って旅行をしたことがないので、旅行に行きたい」
「父親に苦労をかけたので、少しでも孝行したい」
「雨漏りがするので、それを直したい」
なんて、このご時世に昭和のにおいがするコメントが。
残業しながら読んでたんですが、ちょいとジーンと来ましたよ。
それに引き替え男子は、ぽやーんとしているというか、まだまだお子ちゃまという感じ。
基本的にうちの試験はよほどとんでもないことをしないかぎり落とすことはないのでそれでも合格ではあるんですが、こいつら大丈夫かなあ、という懸念は拭えません。
まあ、別に今時に限らず、女性の方がしっかりしているのは世の常ではありますけれどね。
更新情報 ― 2007年09月20日 01時09分
LIFE SIDEのCDレビューに
t.A.T.u.「200 KM/H IN THE WRONG LANE」
を追加。
http://www.ne.jp/asahi/yosshi/reallifecreation/life-top.html
今なぜかタトゥーブームが来てるんです、個人的に。
明日(もう今日か)は休んでエヴァ観に行こうと思ったのに、とても休める状況ではなくなってしまい、やむなく出勤。
もうこんな木っ端役人に振り回されるような状況から早く脱したい!
t.A.T.u.「200 KM/H IN THE WRONG LANE」
を追加。
http://www.ne.jp/asahi/yosshi/reallifecreation/life-top.html
今なぜかタトゥーブームが来てるんです、個人的に。
明日(もう今日か)は休んでエヴァ観に行こうと思ったのに、とても休める状況ではなくなってしまい、やむなく出勤。
もうこんな木っ端役人に振り回されるような状況から早く脱したい!
また観てきました ― 2007年09月23日 00時05分
仕事帰りにもう一回エヴァ観てきました。
(土曜日も、サービスサービス(残業)♪)
本当はいけないんでしょうが、ビールとポテチを買い込んで劇場へ。
やっぱりしみじみと面白い。
勢いだけで作られていたテレビ版と違って、しっかり作り込まれているので安心して観られます。
何より絵がいいです。
きれいなのはもちろんのこと、絵にライブ感があってすごくキャラが活き活きしてます。
やはり貞本絵はセルに乗せるに限ります。
シンジも、レイも、ミサトも、リツコも、可愛くてたまらんです。
もう一回ぐらい観てもいいですね。
しかし、自分がミサトやリツコと同い年になってしまうとは・・・。
何だかなあと思いつつ、レゾンデートルとか青いことを言われてももはや心に響いたりしないので、やはりミサトに感情移入してしまいます。
ミサト良いなあ。
(土曜日も、サービスサービス(残業)♪)
本当はいけないんでしょうが、ビールとポテチを買い込んで劇場へ。
やっぱりしみじみと面白い。
勢いだけで作られていたテレビ版と違って、しっかり作り込まれているので安心して観られます。
何より絵がいいです。
きれいなのはもちろんのこと、絵にライブ感があってすごくキャラが活き活きしてます。
やはり貞本絵はセルに乗せるに限ります。
シンジも、レイも、ミサトも、リツコも、可愛くてたまらんです。
もう一回ぐらい観てもいいですね。
しかし、自分がミサトやリツコと同い年になってしまうとは・・・。
何だかなあと思いつつ、レゾンデートルとか青いことを言われてももはや心に響いたりしないので、やはりミサトに感情移入してしまいます。
ミサト良いなあ。
日本橋ヨヲコ『少女ファイト』・山本直樹『レッド』 ― 2007年09月24日 22時17分
昨日今日と連休。
二日で20時間以上寝たら、心身共にだいぶ回復しました。
鬱には一も二もなく睡眠ですね、やっぱり。
元気になったらマンガが欲しくなり、この二作を手に取りました。
『少女ファイト』は2巻をだいぶ前に買ったのですが、日本橋ヨヲコの作品は元気なときに読まないとこちらが作品に負けてしまうので、しばらく読めないでいました。
所用あって書店に行ったら3巻が新刊で出ていたので、それと合わせてまとめ読み。
日本橋ヨヲコの本領発揮。
前作『G戦場ヘヴンズドア』は、マンガ製作の現場が舞台ということで、自分が身を置く世界を描くということが裏目に出た感じでしたが(言いたいことがやや空回りしている感が否めませんでした)、スポ根という題材は厭味なほど彼女の作風にマッチしていて、びんびんエネルギーが伝わってきます。
どこまでも真っ直ぐで不器用な日本橋作品のキャラたちは、見ていて痛々しいほどですが、しかし打算なしで人を信じ、泣き笑う彼らは、ヒールの役回りを担うキャラも含めて、みな愛おしい存在です。
3巻ではまだまだ序の口、一通りのキャラ説明が終わった段階に過ぎません。
『テニプリ』なんかとは真逆の、人間対人間の真剣勝負がどんなふうに展開されていくのか、眼が離せません。
ううむ、イブニング読むか?
『レッド』は、あの山本直樹が60年代末から70年代前半にかけての革命闘争を描くというので、内ゲバが内ゲバを呼ぶ血みどろの党争劇、鮮血と精液の飛び交うエロ・グロ・ナンセンスを期待していたのですが、至極大人しい作品で正直がっかり。
セックスとバイオレンスの有無はともかく、彼らの主義主張がはっきりしないのがドラマに迫真性を欠く最大の要因だと思います。
革命に不可欠なのはドグマであり、それこそが革命闘士の原動力な訳ですが、それがどういうものなのかさっぱり分からない。
様々な工作をしている場面は描かれるものの、思想が見えてこないから彼らが目指す革命の全体像も見えてこず、結果何の話なのか自体がぼやけてしまっているという印象です。
ただ、題材としては著しく僕の興味をそそるものであり、気になる作品ではあります。
しかし、次巻の発行が約一年後ってのはどうなんだろう・・・。
あの時代に生まれていたら、僕は間違いなく闘争にのめり込んでいっただろうと思います。
本気で世界を変えると思いこんでいたに違いありません。
その当時のことは、1966年大学入学の父と、1972年大学入学の母からたまに話を聞きます。
すごい時代だったようです。
母は由緒あるミッション系の女子高に通っていたのですが、そんなところでもロックアウトがあったそうですからね。
いずれ詳しく話を聞いて、文章にまとめられたら、なんてことも考えています。
二日で20時間以上寝たら、心身共にだいぶ回復しました。
鬱には一も二もなく睡眠ですね、やっぱり。
元気になったらマンガが欲しくなり、この二作を手に取りました。
『少女ファイト』は2巻をだいぶ前に買ったのですが、日本橋ヨヲコの作品は元気なときに読まないとこちらが作品に負けてしまうので、しばらく読めないでいました。
所用あって書店に行ったら3巻が新刊で出ていたので、それと合わせてまとめ読み。
日本橋ヨヲコの本領発揮。
前作『G戦場ヘヴンズドア』は、マンガ製作の現場が舞台ということで、自分が身を置く世界を描くということが裏目に出た感じでしたが(言いたいことがやや空回りしている感が否めませんでした)、スポ根という題材は厭味なほど彼女の作風にマッチしていて、びんびんエネルギーが伝わってきます。
どこまでも真っ直ぐで不器用な日本橋作品のキャラたちは、見ていて痛々しいほどですが、しかし打算なしで人を信じ、泣き笑う彼らは、ヒールの役回りを担うキャラも含めて、みな愛おしい存在です。
3巻ではまだまだ序の口、一通りのキャラ説明が終わった段階に過ぎません。
『テニプリ』なんかとは真逆の、人間対人間の真剣勝負がどんなふうに展開されていくのか、眼が離せません。
ううむ、イブニング読むか?
『レッド』は、あの山本直樹が60年代末から70年代前半にかけての革命闘争を描くというので、内ゲバが内ゲバを呼ぶ血みどろの党争劇、鮮血と精液の飛び交うエロ・グロ・ナンセンスを期待していたのですが、至極大人しい作品で正直がっかり。
セックスとバイオレンスの有無はともかく、彼らの主義主張がはっきりしないのがドラマに迫真性を欠く最大の要因だと思います。
革命に不可欠なのはドグマであり、それこそが革命闘士の原動力な訳ですが、それがどういうものなのかさっぱり分からない。
様々な工作をしている場面は描かれるものの、思想が見えてこないから彼らが目指す革命の全体像も見えてこず、結果何の話なのか自体がぼやけてしまっているという印象です。
ただ、題材としては著しく僕の興味をそそるものであり、気になる作品ではあります。
しかし、次巻の発行が約一年後ってのはどうなんだろう・・・。
あの時代に生まれていたら、僕は間違いなく闘争にのめり込んでいっただろうと思います。
本気で世界を変えると思いこんでいたに違いありません。
その当時のことは、1966年大学入学の父と、1972年大学入学の母からたまに話を聞きます。
すごい時代だったようです。
母は由緒あるミッション系の女子高に通っていたのですが、そんなところでもロックアウトがあったそうですからね。
いずれ詳しく話を聞いて、文章にまとめられたら、なんてことも考えています。
アニメ『地球へ』最終回 ― 2007年09月26日 00時37分
ビデオをやっと今日見たんですが・・・、
ううん、正直微妙、という他ありません。
いや、面白かったは面白かったんです。
面白かったんですが、あの物語のラストがエンターテイメントになってしまうっていうのは果たしてどうなのか、と思うのです。
キースとジョミーが手を重ねて息を引き取る。
人間とミュウが手を取り合ってともに戦う。
マードック大佐が特攻をかける。
とにかく萌えどころ満載なんですが、原作をこよなく愛する者としては、違和感が拭えません。
クライマックスで善と悪が転倒するところが『地球へ』のキモだと思うんですが、それが楽天的な勧善懲悪な話で終わってしまうというのは、違うんじゃないかなあと思います。
シロエやマツカのキャラクターの膨らませ方なんかはとても評価できるものでしたが、ラストだけはいただけません。
対オタク的にはいいんでしょうがね。
ううん、実に良くできているだけに、何とも複雑な感じです。
ううん、正直微妙、という他ありません。
いや、面白かったは面白かったんです。
面白かったんですが、あの物語のラストがエンターテイメントになってしまうっていうのは果たしてどうなのか、と思うのです。
キースとジョミーが手を重ねて息を引き取る。
人間とミュウが手を取り合ってともに戦う。
マードック大佐が特攻をかける。
とにかく萌えどころ満載なんですが、原作をこよなく愛する者としては、違和感が拭えません。
クライマックスで善と悪が転倒するところが『地球へ』のキモだと思うんですが、それが楽天的な勧善懲悪な話で終わってしまうというのは、違うんじゃないかなあと思います。
シロエやマツカのキャラクターの膨らませ方なんかはとても評価できるものでしたが、ラストだけはいただけません。
対オタク的にはいいんでしょうがね。
ううん、実に良くできているだけに、何とも複雑な感じです。
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