【雑記】早稲田のメーヤウ2012年09月05日 22時43分

http://maeyao.com/

僕の学生時代の結構大きな部分を、メーヤウというカレー屋が占めています。

今は馬場下町の交差点に面していて、雰囲気も小じゃれていますが、僕が入学した当初は馬場下町の交差点から正門に向かう途中にあり、鰻の寝床のような狭くて小さな店でした。
値段も、店舗移転と同時に@750となりましたが、当時は@600。
それでも、学生街の昼飯にはいささか高い金額でした。

出会いは、サークルに入って早々。
僕が入っていた少女マンガ研究会(実は老舗)というサークルには、新入生はここのチキンカレーを食べるという伝統があり、僕も例に漏れず連れて行かれました。
もともとは辛いものが苦手で、初めて食べたときは悶絶したものでしたが、辛いけど旨い、の典型で、次第に辛いのに馴れていくとどんどんはまっていくのでした。

2年生以降は僕が後輩に奢ってチキラーを増やす役回りに。
自分も食ったけど、結構食わせもしました。

早稲田界隈は古い学生街なので、近辺には有名な飯屋が多くあったのですが、大学で飯を食う折は殆どメーヤウのチキンだったので、4年間いたくせに未訪の有名店が複数あるのです。

いろいろな想い出があります。
昼・夜チキンならまだ良い方で、同期たちとチキンを食べ終わって店を出たら先輩たちが並んでいて、そのまま先輩たちの奢りでもう一杯食べたことも。
夏休みにレポートの資料調べに図書館に行こうとして、腹ごしらえにチキンを食ったら汗だくになって疲れてしまい、そのまま帰ったこともあります。
就職活動中に後輩たちとチキンを食べに行き、カレーだけ食べて店を出れば良かったのに、食後のアイスまで楽しんだせいで山パンの説明会に遅れてあえなく落とされたりもしました。
卒業間際には、チキンの大盛りを食った後隣のてんやで天丼を食い、そして向かいのシャノアールでパフェを食うという荒行をやりましたが、今ではてんやの時点でリバースですね。

ひどい鼻風邪を引いているときにチキンを食べたら、案の定鼻水が止まらなくなりました。
ティッシュを一箱使い切るんじゃないかという勢いで鼻をかんでいると、あるときからぴたりと鼻水が止まりました。
風邪が治ったわけではなく、相変わらず鼻の中はヒリヒリ。
鼻水の元となる水分がなくなってしまったらしく、その日一日鼻水は出てきませんでした。

同期の辛党の女子とチキンを食って店を出たら、彼女が「じゃ、次体育だから」と言って颯爽と長刀の授業に向かったときは、思わず惚れそうになりました。

数えたわけではありませんが、4年間で300食くらいは食べたと思います。
今でもたまに訪れますが、店長は僕の顔と所属サークルを憶えてくれています。
どんだけ通ったんだよ、という話ですが。

通販に手を出したらいろいろ終わるような気がして、まだ買ったことはありませんw。

【雑記】ダイエット2012年09月04日 23時52分

痩せる、という字はご存知の通りやまいだれの漢字なわけで、生命の本来の営みに逆行する状態なわけです。
従って、それ相応の苦痛と努力が必要なわけで、「楽に痩せる」だとか「○○するだけで痩せる」なんてのは嘘っぱちです。
少なくとも僕は自分の経験と照らし合わせてそう思っています。

僕は高校1年まで肥えていました。
身長は今と変わりませんが、80kgを超えていました。
(いまは63kgほどです)
そんなに野放図に物を食べていたつもりはなかったのですが、しかし肉中心の食事であまり野菜を食べませんでしたし、何より運動が嫌いで殆ど身体を動かすことをしなかったので、いつしかぱんぱんに膨れる羽目になってしまいました。

そして、そのツケが腰にきて、椎間板ヘルニアに。
歩くはおろか身じろぎするのも辛い状態になってしまいました。
(MRIで脊椎の写真を撮りましたが、ものの見事に椎間板のうちの一つが潰れてはみ出していました)
整形外科的治療も受けましたが、医師曰く最良の治療は体重を落として腰にかかる負担を軽減すること。
痩せろとの宣告でした。

当然のことながら運動でカロリーを消費することが出来ません。
となれば、カロリーの摂取制限をするより他ないわけです。
母親が病院の栄養士から励行を薦められたのが、糖尿病患者のカロリー制限食。
栄養バランスを守りながらカロリーを落とすのに最善のやり方というわけです。
本当に糖尿なわけではないので、塩分の摂取制限はありません。

確かカロリー制限の中では一番軽い1800kcalだったと記憶しています。
10代後半の男子ならば2500kcal程度は摂っても問題ないことになっているので、7割程度の量ということになります。
しかし、実際にはもっと摂っていたはずで、とにかく空腹との戦いでした。
最初のうちは、起きている時間はずっと空腹。
お昼の弁当なども半分程度の大きさになってしまい、昼休みが終わって5時限目が始まる頃にはもう腹が減る有様です。

しかし、空腹も辛いのですが、ヘルニアの痛みはもっと辛いので、とにかく歯を食いしばって頑張っていると、次第に胃が小さくなってきて、さほど空腹を感じなくなりました。
効果も覿面で、最初の2ヶ月は1週間に1kgずつ落ちていき、最終的に半年で18kgの減量に成功することになります。
同じくカロリー制限に付き合うことになった両親も減量でき、中年太りしかかっていた身体が若い頃の体重に戻ったのでした。

このとき落とした体重を今に至るまで維持しているわけですが、これはひとえに食習慣が完全に改まったおかげだと思っています。
野菜(根菜を除く)は殆どカロリーがないことになっていますので、減量中はお腹の中に入れる量を増やすために、必然的に野菜を大量に食べることになります。
結果すっかり野菜と魚中心の食生活に。

もう一つ大きいのが、様々な食べ物のカロリーを覚えたこと。
女子栄養大のメソッドでは、80kcalを1単位として、例えば鶏肉60gが1単位、というような計算をしていきます。
大体の食べ物の単位数を憶えたことは、一人暮らしをしていたときにカロリーを摂りすぎないようにするのに大いに役に立ちました。

栄養士さんが教えてくれた減量を成功させ、リバウンドさせないコツは2つ。
1つは低カロリー食材を使わないこと。
当時から「ヘルシーリセッタ」のような、脂肪になりにくいとされる植物油脂は発売されていましたが、そういうのに頼ると結局脂っこい物を好むという食習慣が改善されないことになってしまいます。
なので、正規の計算で全ての栄養素を決められた範囲内の量で摂取することが肝心になるわけです。

もう一つが、週に一度は好きな物を好きなだけ食べること。
減量中も、土曜日の晩飯は焼肉や唐揚げをたらふく食っていました。
それでも週に1kgのペースで体重が落ちていきました。
21回ある食事のうちの1回で羽目を外したところで大した影響はないし、逆にストレスの解消になります。
また、次第に胃が小さくなるので、羽目を外しても食べられる量がどんどん減っていくため、ますます影響が小さくなっていきます。

ダイエットとは食習慣を根本から改めることだと思います。
○○をして痩せる、というのは、裏を返せば○○をやめたらまた太る、ということです。
体重を落とす、ということだけに主眼を置くならば、運動で痩せるというのはあまり効果がないように思います。
プロスポーツ選手が引退するなりぶくぶく太るのを見ても分かる通りで、状態を維持するためにはずっと運動を続けなければいけないことになります。
食習慣は一度改めてしまえば、無理なくそれを継続させていくことが出来ます。

とはいえ、僕も空腹を超える苦痛があったからこそ成功したわけで、なかなか誰でも出来るということではないのかもしれません。

【雑記】辛いもの2012年03月06日 23時13分

辛いものには強いです。
僕が「辛い」と思うものは、普通の人は食べられないことが多いです。
ただ、辛さに対して鈍いわけでは決してなく、社畜カレーだとか、母親が作るカレーでもちゃんと辛さは感じますし、汗をかいたりもします。
辛さに対しての耐性が強いのです。

大学に入る前までは、辛いものはむしろ苦手でした。
バーモントカレーの中辛で十分、という感じでした。

大学に入学し、とあるサークルに所属することになったのですが、そこでは早大生なら誰でも知っている(はず)のカレー屋「メーヤウ」の一番辛い「チキンカレー」を常食とするのが習わしとなっており、新入生もその洗礼を受けることになっていました。
辛いものが苦手な僕は戦々恐々としながら連れて行かれ、一口食べてみると「甘い」。
バターと野菜の甘みだけでちっとも辛さを感じません。
「何だよ、チョロいな」と思って二口目を食べたところで、口の中が大噴火。
多種のスパイスが絡み合い、一口目には舌が騙されて辛みを感じなかったのです。

頭がくらくらするほど辛いんですが、しかし旨い。
旨いので辛さが苦痛ではありませんでした。
どんなに辛くても水を飲んじゃダメだ、と言われ、それを忠実に守ったことも功を奏し、どうにか完食することができました。

以来メーヤウのチキンの虜に。
4年間で何食食べたか分かりませんが、おかげで辛いものに強い舌ができあがりました。

タイを旅行したときは、滞在中ずっと辛くて旨いもの三昧でした。
大変楽しかったのですが、香辛料の大量摂取に腸が耐えきれず、帰国後軽い腸炎を起こしてしまいましたw。

甘いもの・辛いもの・酒、なんでもござれな体質は、大変お得です。

【雑記】郡山の夜2012年01月29日 09時22分

ぼっち遠征でも酒は飲みます。
見知らぬ街で酒を飲むときは、変に名物料理を謳う店ではなく、地元の人が集う店の方が安くてかつ美味いので、そういった店を探すことにしています。

郡山もそういう視点で食べログでw目星をつけたのがこの店。
http://r.tabelog.com/fukushima/A0702/A070201/7005266/

斜め読みした評価には酒のことがあまり書いてなかったのでさほど期待していなかったのですが、焼酎が実に豊富で、200種類弱の銘柄が揃っていて、テンションアップ。
ほとんどが500円以下の値付けで良心的だったのですが、さらにありがたいことにほぼ半値のハーフサイズがあり、いろいろな種類の焼酎を試すことができました。

食べ物も、特段美味いわけではないのですが、ちゃんと一から手作りしました、という雰囲気で実に良い感じ。
〆に何かご飯ものを、と思ってメニューを見ていると、チキンライスがあって迷わずそちらを注文。
これがまた母親が日曜日のお昼に作るような、ケチャップの水気でちょっとべたついている出来映えで、逆に微笑ましかったです。
ついてくるスープが、チャーハンに付いてくるのと同じラーメンのスープというのもグッド。

客もみんな地元に人で、実にゆるい雰囲気。
本を読みながら、ダラダラと2時間半ほどいました。
東京では味わえない、という意味で、楽しいひとときが過ごせました。
ホテルまでの10分が死ぬほど寒かったのは言うまでもありません。

「にんにくラーメンチャーシューぬき」と「葛城ミサトのカレーラーメン」を食べてみた2009年05月31日 23時50分

「というわけで、有希、読者の皆さんにその味わいが分かるような、彦麻呂も裸足で逃げ出すようなレポを頼むぞ」
「その接続詞の用法は誤っている。何が『というわけ』なのか、説明を要する」
「めんどくせーな。20世紀を代表する無口キャラを冠した商品なんだから、21世紀を代表する無口キャラであるお前がレポには適任だろうが」
「キモヲタをターゲットに見え見えの媚びを売る出来損ない人造人間と同じ括りにされるのは心外」
「あのな、有希。本当のことほど奥に秘しておくべきなんだぞ」
「その謂いは私には良く理解できない」
「オレもそうだが、ほとんどのアラサー男子オタクには甘酸っぱい青春のメモリーなんだから、そっとしといてくれよ。おっと、3分経ったぜ。まずは『にんにくラーメンチャーシューぬき』だ」

「麺もスープも既成の配合の流用。かやくはAD(※1)のにんにくチップとキャベツフレーク、FD(※2)のねぎのみ。これで\180はぼったくりの誹りを免れない」
「おいおい、それは違うぜ。カップもフタも留め型(※3)なんだから、その分コストがかかるさ」
「留め型とはいえ、メーカーに版代を持たせられるだけのロットは発注しているはず。留め型であることがコスト増の要因にはなり得ない」
「どっからそんないらん知恵を仕入れるんだ。確かに製造原価は低いかも知れんが、メーカーの粗利(※4)は大したことないぜ。ロ○ソンとガ○ナックスががっぽり持って行ってるのさ」
「それを認めることにはやぶさかでない」

「肝心の味はどうなのさ」
「麺は凡庸。スープも、にんにくパウダーの風味は利いているが、それを除けば醤油と少々の豚骨とグルソー(※5)の味しかしない。一度食べれば十分」
「それについてはぐうの音も出ないな・・・」
「その割にはあなたは2つ買っている」
「大人の事情だ。察しろよ」

「次だ次。次は『葛城ミサトのカレーラーメン』だ。・・・なんだ、レトルトのカレーじゃねえんだな」
「\198でレトルト具材の使用は無理」
「何だよ、エースさんの肩は持つんだな。その割にスリーブ※6なんか使ってるぜ」
「ユニーク」
「桶型カップでスリーブってのはすごいな。歪みも隙間もなく巻けてるし、こりゃ結構すごいな」
「しかし、このスープはギャザー(※7)とMC(※8)両方用いている。テラワロス(※9)」
「これって分かっててやってるのかね。おお、一応カレーは液体と粉末に別れてるんだな。で、どうだ味は」
「凡庸。カレーラーメンを名乗れるほどカレーの味がしない。グルソーの声の方が大きいくらい」
「確かに。ミサトさんのカレーラーメンは、カレー味なんじゃなくてカレーそのものだからな」
「これならば『○い豚カレー』の方がずっとカレーの風味が利いている」
「有希がヨイショするなんて気持ち悪いな」
「本当のことだから。やはり本当のことは、きちんと声に出して言うべき」
「・・・ま、そうかもな」

ってなわけで、心底どっちゅうことない代物ですが、ネタとしては悪くないかと思いますので、是非ご賞味いただきたく。
入荷数が少ない店では既に売り切れてたりしますので、ご興味のある向きはお早めに。
特ににんにくラーメンの方、ねwww。

※1AD:エアドライの略。野菜などの食品を空気乾燥させること。
※2FD:フリーズドライの略。食品を真空凍結乾燥させること。
※3留め型:ここではその商品専用の版を用いること。
※4粗利(あらり):(売価)-(製造原価)のこと。ここでの売価はメーカー仕切り価格。粗利には営業経費は乗っていない。
※5グルソー:グルタミン酸ソーダの略。代表的な商品名は「味の素」。
※6スリーブ:ここではカップの側面に巻き付けられた紙の帯のこと。
※7ギャザ刃:スープを手でも開けられるよう、袋の両端をギザギザにカットすること。
※8MC:マジックカットの略。袋の端に細かい無数の傷を付け、手で容易に開けられるようにする技術。旭化成パックス社のパテントであり、使用するにはいくらかのパテント料が必要である。
※9スープの袋を手で開けるための加工はギャザーかMCのどちらかだけで十分であり、両方を入れることは手間の面でもコストの面でも無駄である。それを有希はバカにしたのである。この現象はほとんどのメーカーの麺類のスープで見受けられるが、ある1社のみ、コスト削減のためにMCを一切利用していないので、こうしたダブりの現象は見られない。