今週のWJ2008年11月02日 20時57分

◎アイシールド21
結局帝黒にも勝ってしまいましたが、この展開は納得いきません。
だいぶ前の日記にも書いたのですが、泥門は負けるべきでした。
一敗地にまみれた後、どうやって這い上がっていくのか、それが物語のキモになっていく展開を期待していたのですが、これでは超人ワザが連発するとんでもスポーツマンガになってしまいかねません。
稲垣先生のこと、そんなことはしないとは思いますが、不安です。

◎バクマン。
面白くなってきましたね。
同じ「マンガ家マンガ」でも、日本橋ヨヲコの『G戦場ヘブンズドア』はお得意の「魂を燃やす」系でしたが、『バクマン。』の「クールなぶっちゃけリアル」系も大いにありだと思います。
ちょっと背伸びをしたい中高生にも、マンガを読み慣れた大人にもどちらにも訴求しうると方向性で、これからが大変楽しみです。

◎バリハケン
「作者急病」ではなく「作者の都合」ってのは何なんだろう。
WJの場合たまにあるんですよね。
間に合わなくて落ちたのが「急病」で、義理のお母さんが亡くなったとかいう本当にやむを得ない事情のときは「都合」になるんだろうか。
打ち切り決まってやる気なくなっちゃったんだろうか。
謎です。
機会があれば事情通、というか業界人の先輩に訊いてみたいところ。

しかし、先週といい今のWJ編集部にはこんな程度の代原しかないんですかね・・・。

◎スケット・ダンス
一時期は打ち切りも視野に入っている感じでしたが、今は.270・20本で7番固定ってなポジションに落ち着きましたね。
良かった良かった。
今風なこち亀みたいなもんかもしれません。
絵がきれいなのも好印象の要因でしょう。
僕は「スケダン」のエロ同人誌が世の中に存在しないかと夏コミではずいぶんと探したのですが、ありませんでした。
冬コミにはあるかなあ。

◎チャゲチャ
まだ8週ですけど、どうしちゃったの?
まだ面白いとかつまらないとか以前の段階だし、もし仮に全然人気がなかったとしても、『バリハケン』を片付ける方が先決だと思います。
澤井先生がノらなくなっちゃったのかなあ。
いずれにせよ残念であります。

◎銀魂
この監禁のくだりには燃え萌えした腐女子多数とお見受けします。
そんだけ。

◎いぬまるだしっ
大好きなんですよ。
今回なんか及川奈央と蒼井そらのくだりで爆笑してしまいましたよ。
おじさんこういうの大好き!
大石先生は前作からのファンですが、今作はしょーもないギャグにいっそう磨きがかかっているような気がします。

◎貧乏神が!
ジャンスクでちゃんと読んでいる数少ないマンガの一つ。
なんかいいんですよね。
大して面白くもないし、大して絵が上手いわけでもないんですが、ついつい読んでしまいます。
こういうマンガが、案外「いいマンガ」と言えるのかもしれません。

今週の『To LOVE る』2008年07月21日 21時44分

最近歳のせいか『To LOVE る』が面白くて仕方ありません。

今週なんかあなた、「服が透けて見える眼鏡」ですよ。
健全なる青少年の夢のアイテム登場です。

このマンガをバカにする向きも多いようですが、下着をはいたお尻の質感なんかは、桂正和先生に肉薄するものがあると思います。
まあ、制服の下に黒のヒモパンをはく高校生はいないと思いますが・・・。

マガジンの作家には「乳首券」なるアイテムがあり、これを使うと乳首を描いてトーンを張ることが許されるそうですが(『涼風』の瀬尾先生が使ってました)、ジャンプの作家にも、というか矢吹先生にもこれを支給すべきだと思います。
髪で隠してみたり、わざとらしいにも程があります。
っていうか、Vラインをあんなに生々しく描いておいて、今さら乳首を隠してもしょうがないと思います。

40周年を記念して乳首解禁!っていうのも、画期的で良いと思うんですがねえ。
(すみません、おじさん芋焼酎で酔っぱらってます)

ヘタリア2008年07月03日 23時01分

正直あんまり面白いと思いませんでした。
売れている、というのも要は幻冬舎のマーケティングの妙という気がするんですが、本当に人気があるんでしょうか。

どうも中途半端という気がしてしょうがないです。
萌えるにはキャラがそこまで立っていないし、ギャグとしては毒がない。
脱力系か、というとそうでもない。

眼の付け所は悪くないので、シニカルに走るか、もしくは『あずまんが』みたいなノリでいけば、ずっと面白くなるのに非常に惜しいと思います。

不思議なこと2008年05月13日 00時26分

常々不思議だと思っていることはいくつもありますが、そのうちの一つを。

もう10年来通っている素敵なBLサークルさんがあるんですが、玄人裸足の実力にもかかわらず島中から出ることなく、ずっと零細個人サークルのままなのです。

確かに基本がオリジナルなので、一見の若い娘を惹きつけるのが難しいのかもしれません。
しかし、そういう外因的なハンデを補ってあまりある上手さだと思うのですが、たまにお誕生日席になるくらいで一向に大きくなる気配がありません。
(ただしコミケで落選することもないので、見るべき人は見ているのかもしれませんが)

二度ほどBLノベルスの表紙と挿絵を描かれたことがあって、これを機にブレイクするのか、と思いきやそんなこともなく。
まあ、全く並ぶ心配をせずに良い本を買えるのはありがたいことなんですが、もっと評価されて然るべきだと思っています。

ただ上手いだけではなく、センスもエロさも満点だと思うのですが、確かに今風ではないノリはあるので、そうなると若い娘には伝わらないのかとも思います。
しかし、古キョンなんかでは、若い娘もかなりオーソドックスな話を書いているので、あながち時代遅れということでもないようで。

やはり流行りのジャンルをやらないと売れないということになってしまうのでしょうか。

「少女マンガパワー!」展2008年03月02日 23時58分

ハニーハニーの素敵な冒険
現在川崎市市民ミュージアムで開催中の「少女マンガパワー」展にいってきました。
これは手塚治虫からよしながふみまで、少女マンガ史を彩ってきた作家の仕事を体系的にまとめて展示したもので、少女マンガ好きにはなかなか垂涎のもの。
http://www.kawasaki-museum.jp/display/exhibition/exhibition1.html

興味深かったのは、わたなべまさこや水野英子、牧美也子といった少女マンガ黎明期の女性作家の作品と仕事。
画像に上げたのはこの展覧会のポスターで、水野英子の1966年の作品ですが、時代を感じこそすれ古くささはなく、現代の我々の眼で見ても普通に可愛いイラストです。

すごいことにわたなべまさこや水野英子は今でも現役で連載を続けており、しかもその作風は全く古びていません。
水野さんが実際に執筆している姿がビデオで流れていたんですが、実に模範的かつ匠の業と言うべき手際の良さで、付き合ってくれた友人と二人でひたすら感心。

あと、よしながふみの同人の生原稿(『西洋骨董洋菓子店』の続編)なんかも展示されていて、よくこんなの出したなあ、と思ったりもしました。

読書スペースには懐かしい本が自由に読めるようになっていて、こちらもファンにはうれしいかぎり。

武蔵小杉の駅からさらにバスという、ちょっと不便なところにあるのがネックですが、マンガ好きにはたまらないものがあります。
特に古い少女マンガに感心のある方は、ぜひ行かれることをお薦めします。