気持ちの良い接客2008年11月10日 00時18分

新宿伊勢丹のメンズ館に服を買いに出掛けたのですが、6階のPaul Smithのショップで、久しぶりに大変気持ちの良い接客に会いました。

シャツとパンツを探していたのですが、ものすごくカッコいいマッキントッシュのコートがあり、しげしげ眺めていると店員さんが「よろしかったらお袖だけでも」と寄ってきました。
買うつもりのない物を見ているときに寄ってこられるのは正直面倒くさいのですが、あまりにもカッコ良かったので袖だけでも通させてもらうことに。

機能やら特徴やらを丁寧に説明しながらさり気なくこちらの購買意欲をくすぐる絶妙なセールストークでした。
ちゃんとこちらの眼を見て話をするのも好印象。
かなりセンスも良いと察せられたので、シャツ・パンツ共にこちらで買うことにし、ついでにシャツに合わせたネクタイも買う気になりました。
(コートもほとんど買う気になったのですが、さすがにこの時期に150Kは出せません・・・。でも100Kだったら買ってたかも)

すると自分では絶対に思いつかない、かなり可愛いシルクのニットタイをチョイスしてくれ、元々は買うつもりのなかったタイに気持ち良くお金を出すことが出来ました。
(若い恰好をしたくなるのは、歳を取った証拠なんだろうなあと思います・・・)

最近の流行りやらクリーニングの豆知識やら、商品を薦めながらいろいろな話をしてくれ、勉強になりました。
特に安くない物を売る場合、客を買う気にさせるのが売り子の役割だと思うのですが、最近はやたらと押しつけがましいタイプが多く、なかなか「この人に任せればいい買い物が出来るかな」と思わせる人に当たりません。

以前ドレススーツ一式を誂えたときもそうでしたが、Paul Smithの店員さんには優秀な人が多い気がします。

日本シリーズ2008年11月10日 00時56分

負けちゃいましたねえ・・・。

昨日といい今日といい、なりふり構わなかったLと、あくまでも横綱相撲を崩すことのなかったGの、必死さの違いが勝敗を分けたような気がします。

あとは、半島の人が完璧ブレーキになってたとこですかね・・・。
外しちまえばよかったのに。

日本一になれなかったからとかいって、またぞろフロントが原を降ろしにかからないか、それが心配です。
どうしてフロントは、というより読売は原に冷たいんだろう。
(現役引退後も日テレの解説者にはなれませんでしたしね)
やっぱり長嶋系列でない選手はダメなんだろうか。

オーディオ批評には果たして意味があるのか2008年11月10日 10時41分

ここのところオーディオについての知識を蓄えるためにオーディオ雑誌や専門ムックをあれこれ読んだのですが、最近「これって本当に意味があるのか?」と思っています。

それは、レビューが書かれている商品を店頭で実際に試聴してみると、その内容とかけ離れている場合が多々見受けられるからです。
ものすごく繊細な音が鳴ると書いてあるのに、実際に聴いてみるとかなり野蛮な音だったり、僕の経験では各紙誌に書いてある通りの印象だったことはほとんどありません。

これは、一つには記事を書いている人がどういう嗜好の持ち主なのかが分からないところに原因があると思います。
仮によく褒めて書いてあったとしても、筆者が僕と正反対の好みの持ち主だとしたら、「反面教師」にはなりうるとしても、その記事について感心することはないでしょう。
しかも、そのことは実際の音を聴いてみないと分からないのです。

僕は「食べログ」というグルメ口コミサイトをよく見るのですが、こちらでは見識豊かなレビュアーさんの場合はその嗜好が明確になっているので、その店が自分の気に入るかどうかは文章を読むだけでおおよそ判断が出来ます。
また、お金をもらっているわけでもないので、公平性という意味でも信頼が置けます。

そう、公平性という面でもオーディオ批評は正直眉唾だと思うことがあります。
お金をもらって書いている文章ですから、特にメーカーが宣伝費をたっぷり使って大々的にキャンペーンをかけている製品が褒められていたりすると、それだけで「?」という気持ちになってしまいます。

実際、オーディオ批評の記事の中で、否定的な表現を見ることはまずありません。
「ヴォーカルは良いが低音が物足りない」とか「中低音は豊かだが高音の質感が荒い」とか、そういう表現はあってもいい(というよりもその方が自然)だと思うのですが、褒めるのが基本となっているので、欠点が非常に分かりにくいのです。
読者にとっては、長所よりもむしろそちらの方が重要だと思うのですが。

実際に聴いてみないと分からない、では記事の意味がありません。
少なくとも初心者のためにはならないでしょう。
どうもこの業界の閉鎖性が気になります。

ねんきん特別便ついて《重要》2008年11月10日 11時45分

あえて《重要》とタイトルにつけましたが、みなさんの将来に関わることなので是非ご一読を。

「ねんきん特別便」のうち170万通あまりが宛先不明で届いていないというニュースが出ていますが、おそらく入力ミスで宛先が間違っているケースがあります。

かく言う僕宛の特別便が、郵便番号が間違っていました。
そのため、宛先がありもしない住所になっていました。
幸い、社会保険事務所に連絡をして、うちの職場の人間の分は一括して職場宛に送付するようにしてあったので、何事もなく僕の手元に届きましたが、各個に郵送するようにしていたら、間違いなく僕の手元には来ていませんでした。

もしまだ手許に届いていない方がいらっしゃいましたら、ねんきん特別便専用ダイヤルに是非お問い合わせを。
0570-058-555

また、内容に誤りがあるケースも見受けられます。
ある従業員の奥さんのケースですが、結婚する前の(つまり旧姓の)厚生年金加入記録がごっそり抜けていました。
(結婚前はうちの職場に勤めていた方なので、加入と喪失の手続きは間違いなくなされています)
旧姓時と今の姓とのデータの結び付けが出来ていない典型的な例です。

手元に届きましたら、捨て置かずにきちんと確認をし、誤りがある場合にはその旨を返信用紙に記入をして送り返してください。

年金記録については、各報道でさんざん報じられていますが、実に杜撰です。
今となっては自己防衛をする他ないので、この機会にきちんと自分の年金記録を正しておきましょう。