バレーボールは嫌いだ2008年06月03日 23時45分

誤解を避けるために最初に言っておくと、スポーツとしてのバレーボールは大好きである。
スピーディーだし、ルールは単純だし、見ていて飽きない。
嫌いなのは日本のナショナルチームだ。

理由は単純、弱いからだ。

より正確に言えば、弱いくせにチヤホヤされているからだ。

女子チームなど、オリンピックに出るのもやっとのくせにチャラチャラしすぎだ。
化粧をし、髪を染め、あろうことかユニフォームの背には愛称が刻まれている。
アホか。
美容院などに行っているヒマがあるのなら、一分一秒でも練習するのが筋であろう。

彼女たちの肩にかかっているのは、自分たちの引退後の進路でも、フジテレビの視聴率でもなく、国の威信である。
その自覚が足りない。

もちろんこれは結局は愚かなマスコミや大衆の責任であり、彼女たちを責めるのはいささか酷かもしれない。
しかし、現状をヘラヘラと受け入れてその気になっている選手にも大いに問題がある。

今日は男子の韓国戦をテレビで見ていたが、実に不甲斐ない。
韓国なんぞに苦戦している選手もそうだが、呑気なファンにも腹が立つ。
五輪出場も覚束ない連中なぞ国賊も同然だ。
ハンドボールのように端から弱いのならかわいげもあるが、かつては金メダルも取ったお家芸であったのにこの体たらくである。
このあまりにも日本の面汚しな状況を甘受しているようではお話にならない。

ファインプレーは当たり前、凡ミスにはブーイングを浴びせるぐらいの姿勢でちょうどいい。
勝って当然、負けたら生卵ぐらいの心意気が欲しいものだ。

バレーボールに限らず、ナショナルチームというのは国の威信を国内外に知らしめるために存在しているのである。
本来の意義をみな見失っているところに問題がある。

柔道も同様。
今の採点システムはどうのこうのと文句を垂れる前にまず勝てと言いたい。
純然たるスポーツなのだから、計数化は避けられない。
お家芸としての矜恃があるのなら、ポイント累計の一本を取りまくって、欧州の白い連中に「日本の柔道はせこい」ぐらい言わせるのが本来である。

白い毛唐がどうあがこうが日本は強いんだよ、と見せつけてやるのが侍魂であり柔の心とやらではないのだろうか。

日本代表は国の代表であり、つまりはそのスポーツにおける日本国そのものなのである。
そうであるならば、彼らが無様な醜態をさらしたときには、叱咤激励をもって迎えるのが真に愛情を持った接し方だと思うが、どうもそのあたりを理解している人は少ないようだ。

サッカーファンは多少そうした傾向があるように思うが。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://reallifecreation.asablo.jp/blog/2008/06/03/3560986/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。