讃岐うどん2008年06月11日 23時55分

近所に「丸亀製麺」なる讃岐うどんのチェーン店がオープンしたので、冷やかしがてら行ってきました。

オペレーションが下手くそで、大して入ってもいないのに無暗に並ばされたのが減点ですが、うどんは一玉@280で、それに@100~130の天ぷらのトッピングという感じで、コストパフォーマンスは上々。

だしはちょっと化学の味を感じるものの、まあこんなもんかと思える範囲。
天ぷらは揚げたてなのでこれは良。
肝心の麺は、おそらくグルテンを強化した粉を使用していると思われるものの、それっぽい雰囲気はでており、茹で方も悪くない。
少なくとも「はなまるうどん」よりはずっとそれらしくできています。

気が向いたらまた来てもいいかな、という感じでした。

ただ不思議なのが、どうして街道沿いに座敷席まであるような店舗を作ったのか。
家族揃ってのんびり食うようなもんではないと思うのですが、しかし思惑通り家族連れも結構入っており、よく分かりません。
家族揃っての晩ご飯がうどんって、淋しくないですかね。

いわゆる讃岐うどんと呼ばれる、コシの強いうどんはやはり讃岐で食うに限ります。
そのほとんどがオーストラリア産の小麦を使用していたとしても。

6、7年前、うどんを食おうと思い立って香川県をうどん旅行した際に食べたうどんは、どれもこれも格別に美味いものでした。
安かったですし。
その当時で、一玉が@180、天ぷらが一つ@50で、冷やぶっかけに竹輪天とゲソ天をつけて@280とかいう感じでした。
(今は値上がっているのでしょうが)

忘れられないのが香川県庁裏にある、おばちゃんたちがやっている小さなうどん屋。
月曜日の朝早くに行ったのですが、県の職員を中心としているであろうサラリーマンで賑わっていました。
麺のコシ、のどごし、ともに素晴らしくマイベストうどんです。

今はどうか分かりませんが、その当時は高松市内にほとんどファーストフード店がないのが印象的でした。
うどん屋さんがマックを駆逐しているのでしょう。
地元の高校生も普通にうどん食ってましたからね。

またフラリとうどんツアーとかやりたいもんです。