ある意味画期的なこと ― 2009年06月15日 23時46分
厚労省局長逮捕に関連して。
高知大卒で、かつ女性で局長ってことは、ホントに仕事できるんでしょうね。
旧労働省婦人局及び省庁再編後婦人局から引き継がれた局は、女性が局長であることが多かったように記憶していますが、それにしてもよほど有能なのでしょう。
日本ではとかく「女性は清廉」というイメージがありますが、それは裏を返せば、女性は社会を揺るがす不正を行えるような地位にない、とみんなが思っている証です。
この一件は、犯罪への関与の有無はともかく、局長氏が、課長時代既に「議員案件」である利権絡みの後ろ暗い案件に関与しうるだけの裁量を持っていたという証左であり、霞ヶ関においては(皮肉なことながら)能力さえあれば女性も男性と同じように遇されているということを図らずも明らかにしたものであると僕は思います。
乱暴な意見なのは承知していますが、贈賄事件で女性が逮捕されるようになれば、私企業においても男女平等が進んだと言えると思っています。
霞ヶ関ってのは妙なところで進んでいるよな、と思います。
高知大卒で、かつ女性で局長ってことは、ホントに仕事できるんでしょうね。
旧労働省婦人局及び省庁再編後婦人局から引き継がれた局は、女性が局長であることが多かったように記憶していますが、それにしてもよほど有能なのでしょう。
日本ではとかく「女性は清廉」というイメージがありますが、それは裏を返せば、女性は社会を揺るがす不正を行えるような地位にない、とみんなが思っている証です。
この一件は、犯罪への関与の有無はともかく、局長氏が、課長時代既に「議員案件」である利権絡みの後ろ暗い案件に関与しうるだけの裁量を持っていたという証左であり、霞ヶ関においては(皮肉なことながら)能力さえあれば女性も男性と同じように遇されているということを図らずも明らかにしたものであると僕は思います。
乱暴な意見なのは承知していますが、贈賄事件で女性が逮捕されるようになれば、私企業においても男女平等が進んだと言えると思っています。
霞ヶ関ってのは妙なところで進んでいるよな、と思います。
訃報:栗本薫さん ― 2009年05月27日 23時29分
実は今ちょうど日曜日に放映された『グイン・サーガ』のアニメを見ていたところで、見終わってmixiを開いたらこの訃報・・・。
大ショックです。
『グイン・サーガ』は中二のころから、ですから18年前からリアルタイムで読んでいました。
その当時で何巻ぐらいだったかな。
まだナリスも壮健で、グインがまだケイロニアの百竜長とかそのへんだったように思います。
4年前、社労士受験の際に読書断ちをしたのを機に読むのが途絶えてしまったのですが、もう一回100巻あたりから読み直してみようかと。
でも、できれば1巻から読み返したいなあ。
1月に3冊ずつ読んでも4年近くかかる勘定になりますが、その価値は大いにあります。
何と言っても僕の感性の形成に多大な影響を与えた作品ですから。
氏の作品は、他にも『魔界水滸伝』や『終わりのないラブソング』など、夢中になって読んだ作品が多くあります。
女流の手になるとは思えない骨太な文章と物語に魅了されました。
また、中島梓名義の評論、特に『コミュニケーション不全症候群』や『タナトスの子供たち』など、現実に適応できない女性の深層を抉った論には、大いに蒙を啓かれました。
まだまだお若いので、『グイン』の結末が見られないなんて心配は一度もしたことがありませんでした。
『グイン』は栗本さんが生前おっしゃっていたように、本当にネバーエンディングストーリーになってしまったのですね。
その事実は大いに淋しいのですが、空前にして絶後な物語を読むことができる我々は、幸せ者です。
心よりお悔やみ申し上げます。
お疲れさまでした、そして、ありがとうございました。
大ショックです。
『グイン・サーガ』は中二のころから、ですから18年前からリアルタイムで読んでいました。
その当時で何巻ぐらいだったかな。
まだナリスも壮健で、グインがまだケイロニアの百竜長とかそのへんだったように思います。
4年前、社労士受験の際に読書断ちをしたのを機に読むのが途絶えてしまったのですが、もう一回100巻あたりから読み直してみようかと。
でも、できれば1巻から読み返したいなあ。
1月に3冊ずつ読んでも4年近くかかる勘定になりますが、その価値は大いにあります。
何と言っても僕の感性の形成に多大な影響を与えた作品ですから。
氏の作品は、他にも『魔界水滸伝』や『終わりのないラブソング』など、夢中になって読んだ作品が多くあります。
女流の手になるとは思えない骨太な文章と物語に魅了されました。
また、中島梓名義の評論、特に『コミュニケーション不全症候群』や『タナトスの子供たち』など、現実に適応できない女性の深層を抉った論には、大いに蒙を啓かれました。
まだまだお若いので、『グイン』の結末が見られないなんて心配は一度もしたことがありませんでした。
『グイン』は栗本さんが生前おっしゃっていたように、本当にネバーエンディングストーリーになってしまったのですね。
その事実は大いに淋しいのですが、空前にして絶後な物語を読むことができる我々は、幸せ者です。
心よりお悔やみ申し上げます。
お疲れさまでした、そして、ありがとうございました。
少子化対策と言うけれど ― 2009年05月16日 23時31分
今行われている少子化対策というのは、基本的に「子供が欲しいけれども持てない人」に対する策になっていると思うんですが、例えば僕のように「そもそも子供を欲しいと思っていない人」への対策というのはどうなっているんでしょうね。
結婚をしたいとはそれなりに強く思っていますし、妻と子供を養うぐらいの経済力は十分にありますが、子供を欲しいとは全く思いません。
子育てなんてそんなリスクの高いことをしたくはありません。
理由はともあれ、僕と同じく子供を持とうと思わない人というのは結構いるはずです。
そういう人たちをどうにかしない限り、少子化に歯止めがかかることはないと思います。
とはいえ、それは個人の内面に起因するものですから、人格を矯正するか何らかの圧力をかけて強制するかする以外、手の施しようがない問題でもあります。
僕がそのように思っているのも、自分の生い立ちゆえであり、今さらどうしようもありません。
睡眠学習的なもので父性に目覚めでもすればいいのでしょうが、まず無理でしょうし、そもそもそんなことをされちゃたまったもんじゃありません。
本来母性なり父性なりというのは本能であり、食欲や性欲などと同じものであるべきはずなのに、多くの人間においてそれが欠落している。
何らかの神様の思し召しなんですかねえ。
結婚をしたいとはそれなりに強く思っていますし、妻と子供を養うぐらいの経済力は十分にありますが、子供を欲しいとは全く思いません。
子育てなんてそんなリスクの高いことをしたくはありません。
理由はともあれ、僕と同じく子供を持とうと思わない人というのは結構いるはずです。
そういう人たちをどうにかしない限り、少子化に歯止めがかかることはないと思います。
とはいえ、それは個人の内面に起因するものですから、人格を矯正するか何らかの圧力をかけて強制するかする以外、手の施しようがない問題でもあります。
僕がそのように思っているのも、自分の生い立ちゆえであり、今さらどうしようもありません。
睡眠学習的なもので父性に目覚めでもすればいいのでしょうが、まず無理でしょうし、そもそもそんなことをされちゃたまったもんじゃありません。
本来母性なり父性なりというのは本能であり、食欲や性欲などと同じものであるべきはずなのに、多くの人間においてそれが欠落している。
何らかの神様の思し召しなんですかねえ。
過去最高益 ― 2009年05月16日 22時48分
昨日は東証上場企業の09年3月期決算の発表のピークであり、弊社も決算発表を行いました。
パナソニックなど有力企業が軒並み最終赤字を発表する中、弊社は過去最高の経常益を計上。
世相を反映した結果、ということで、今日の朝刊各紙で記事として取り上げられていました。
寄らば大樹の陰、ということを目的に就職しようと思っている学生さんには、この期の各社の決算は十二分に熟読していただきたいですね。
不景気のときの決算こそ、その会社の真の実力が表れますから。
パッと見のネームバリューと、真の会社の実力は別です。
景気が良いときは良いけれど、ひとたび悪くなったら坂道を転げ落ちてしまうような会社では、安定した生活など成り立ちません。
別に弊社が優れているかどうかは別にして、不景気でも稼ぐことが出来、企業として成熟期を迎えつつも潜在成長力もまだ秘めている会社であることは確かです。
個人的には、大きな山も築けないけれど、深い谷を掘ってしまうこともない会社が、良い会社だと思います。
僕はもういい加減大人ですので、食えなければどうしようもない、ということがよく分かってしまっていますが、人生に対する姿勢は人それぞれでしょう。
もし安定した生活を得ることが幸せだと考えているのならば、どの船に乗るのがベストな選択肢なのか、考え抜いていただきたいと思います。
パナソニックなど有力企業が軒並み最終赤字を発表する中、弊社は過去最高の経常益を計上。
世相を反映した結果、ということで、今日の朝刊各紙で記事として取り上げられていました。
寄らば大樹の陰、ということを目的に就職しようと思っている学生さんには、この期の各社の決算は十二分に熟読していただきたいですね。
不景気のときの決算こそ、その会社の真の実力が表れますから。
パッと見のネームバリューと、真の会社の実力は別です。
景気が良いときは良いけれど、ひとたび悪くなったら坂道を転げ落ちてしまうような会社では、安定した生活など成り立ちません。
別に弊社が優れているかどうかは別にして、不景気でも稼ぐことが出来、企業として成熟期を迎えつつも潜在成長力もまだ秘めている会社であることは確かです。
個人的には、大きな山も築けないけれど、深い谷を掘ってしまうこともない会社が、良い会社だと思います。
僕はもういい加減大人ですので、食えなければどうしようもない、ということがよく分かってしまっていますが、人生に対する姿勢は人それぞれでしょう。
もし安定した生活を得ることが幸せだと考えているのならば、どの船に乗るのがベストな選択肢なのか、考え抜いていただきたいと思います。
北朝鮮の「飛翔体」を巡る対応について ― 2009年04月05日 19時15分
全くみっともない話である。
出来損ないの国が作った出来損ないのロケット一つに何をおたおたしているのか。
「坊や、頼むからうちの庭を超える程度には飛ばしてくれよ」ぐらいのコメントを出す余裕が欲しいもんだ。
弱みを見せるからつけあがるのである。
向こうさんのやることなすことにいちいち反応しているから、あれやこれやと小出しにちょっかいを出されるのであって、シカトを決め込めば無駄なあがきに国力を費やすことをあきらめるはずだ。
貧乏な国なんだから。
こんなことに目くじらを立てるより、総連を締め上げて徹底的に北朝鮮に金や物資が流れるのを防ぐ方が、よほど効果的だろう。
アメリカにおけるユダヤ人とは訳が違うのだから、連中の反感など少々強引にも押さえ込んでしまえばよいのだ。
もちろん、中国やロシアに手を回すのも忘れてはいけない。
甘い汁をちらつかせて彼らに手を引かせれば、日干しになるのもそう遠いことではないだろう。
基本的に北朝鮮とは兵糧攻めで滅ぼす方向で相対するべきなのだ。
軍人が餓死するまでに追いつめれば、クーデターが起きて自壊するだろう。
そうなれば韓国が手をさしのべざるを得なくなるわけで、朝鮮半島全体が地盤沈下して一石二鳥ではないか。
いずれにせよ、外交の最低限の基本は相手に舐められないことである。
どうしてそれができないのか、理解に苦しむ。
出来損ないの国が作った出来損ないのロケット一つに何をおたおたしているのか。
「坊や、頼むからうちの庭を超える程度には飛ばしてくれよ」ぐらいのコメントを出す余裕が欲しいもんだ。
弱みを見せるからつけあがるのである。
向こうさんのやることなすことにいちいち反応しているから、あれやこれやと小出しにちょっかいを出されるのであって、シカトを決め込めば無駄なあがきに国力を費やすことをあきらめるはずだ。
貧乏な国なんだから。
こんなことに目くじらを立てるより、総連を締め上げて徹底的に北朝鮮に金や物資が流れるのを防ぐ方が、よほど効果的だろう。
アメリカにおけるユダヤ人とは訳が違うのだから、連中の反感など少々強引にも押さえ込んでしまえばよいのだ。
もちろん、中国やロシアに手を回すのも忘れてはいけない。
甘い汁をちらつかせて彼らに手を引かせれば、日干しになるのもそう遠いことではないだろう。
基本的に北朝鮮とは兵糧攻めで滅ぼす方向で相対するべきなのだ。
軍人が餓死するまでに追いつめれば、クーデターが起きて自壊するだろう。
そうなれば韓国が手をさしのべざるを得なくなるわけで、朝鮮半島全体が地盤沈下して一石二鳥ではないか。
いずれにせよ、外交の最低限の基本は相手に舐められないことである。
どうしてそれができないのか、理解に苦しむ。
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