父親孝行2008年06月29日 10時17分

昨晩は実家に帰って、父親の61回目の誕生日やら父の日やら定年お疲れ様を兼ねて御接待。

今の父は母親の再婚相手であり、ガキンチョの頃はそれなりに思うところがあったりもしたもんですが、今この歳になればただ感謝の念があるばかりです。

何たって他人の子ども、しかも有り体に言えば奥さんがほかの男と作った子どもを育てるってのは、なかなか出来るこっちゃないと思います。
少なくとも僕にはちゃんとできるとは思えません。

若い頃は公務員の労働争議で霞が関で名を上げたこともあるようですが(その時の縁で結構な大物と知見があったりするようです)、今ではすっかり趣味のアンプ作りに精を出しています。
心臓に持病があったりしますが、薄毛とメタボとは無縁。
なかなか理想的な歳の取り方をしていると思います。

面と向かっては言えませんが、尊敬できる父親です。
末永く元気でいてもらいたいものです。


先日伺った西麻布の「てんぷら魚新」さんに招待したのですが、この日の白眉は野菜。
旬のアナゴも美味かったのですが、アスパラやカボチャ、レンコンが大変な美味。
素材ももちろん良いのですが、天ぷらっていう調理法が野菜を一番美味しくするんだと発見。
もっとも、うまく揚げればということになるのですが。

DVD「ME AND MY GIRL」(95年再演版・天海祐希主演)2008年06月29日 11時32分

ゆりちゃんのサヨナラ公演となった「ME AND MY GIRL」は、みのりんの追加の名古屋公演にその座を譲るまで、ジャンルを問わず僕が接したあらゆるライブの中で最高のものでした。

先日友人と瀬奈じゅん主演の舞台を観に行きましたが、その思い出が強烈であったせいか、面白くはあったもののどうも消化不良の感が否めませんでした。
どうにもモヤモヤが収まらないので、思い出の舞台をもう一度観ればすっきりするだろうと思い、意を決してDVDを買ってしまいました。

で、観てみたんですが・・・。

うはあ、ゆりちゃん可愛い!
可愛いのにスタイル良すぎ!!
こんなにカワカッコいい人を他に知らないし、今後も出てこないでしょう。

芝居のうまさも天性のもの。
細かいしぐさの一つ一つが決まっていて、特別なことは何もしなくても自然と眼が引き寄せられます。

久世さんのジョン卿もまた可愛くてたまらんです。
こんなことを言うとファンの人に怒られるかもしれませんが、トップになってからはちょっと華に欠けるので物足りないものがありましたが、二番手としては最高のスターだったと思っています。
書庫のシーンでのゆりちゃんとのいちゃいちゃっぷりはある嗜好をもつファンには垂涎の的だと思われます。

脇を固めるのが真琴つばさであったり姿月あさとであったりと、今にして思えば超豪華。
先日の月組とは二枚も三枚も役者が上です。

一つ残念なのは、連日の熱演が祟ってでしょう麻乃佳世がすっかり声をつぶしてハスキーボイスになってしまっていること。
それはそれで悪くないんですが、ちょっと苦しそうなのが聞いていて難です。

あまり違和感は感じませんが、よく見ると今とはかなり化粧も髪型も違うのが、13年という時間を感じさせます。

ゆりちゃんのきらきらっぷりは映像でもはっきりと分かります。
やっぱりビルはこうでなくては、と思いました。