北朝鮮の「飛翔体」を巡る対応について2009年04月05日 19時15分

全くみっともない話である。
出来損ないの国が作った出来損ないのロケット一つに何をおたおたしているのか。
「坊や、頼むからうちの庭を超える程度には飛ばしてくれよ」ぐらいのコメントを出す余裕が欲しいもんだ。

弱みを見せるからつけあがるのである。
向こうさんのやることなすことにいちいち反応しているから、あれやこれやと小出しにちょっかいを出されるのであって、シカトを決め込めば無駄なあがきに国力を費やすことをあきらめるはずだ。
貧乏な国なんだから。

こんなことに目くじらを立てるより、総連を締め上げて徹底的に北朝鮮に金や物資が流れるのを防ぐ方が、よほど効果的だろう。
アメリカにおけるユダヤ人とは訳が違うのだから、連中の反感など少々強引にも押さえ込んでしまえばよいのだ。
もちろん、中国やロシアに手を回すのも忘れてはいけない。
甘い汁をちらつかせて彼らに手を引かせれば、日干しになるのもそう遠いことではないだろう。

基本的に北朝鮮とは兵糧攻めで滅ぼす方向で相対するべきなのだ。
軍人が餓死するまでに追いつめれば、クーデターが起きて自壊するだろう。
そうなれば韓国が手をさしのべざるを得なくなるわけで、朝鮮半島全体が地盤沈下して一石二鳥ではないか。

いずれにせよ、外交の最低限の基本は相手に舐められないことである。
どうしてそれができないのか、理解に苦しむ。

F1マレーシアGP2009年04月07日 00時03分

熱帯でF1なんかよそうよ。

スパみたいな山中の通り雨ならば波乱の要素として面白いけど、赤旗中断になるようなスコールは興醒めなだけですよ。
まあ、アジアや中東の方があぶく銭にあふれてるから、そちらでの開催が増えるのは時代の流れとして致し方ないのかもしれませんが、基本的には暑すぎず、雨の降りにくいところでやるべきですよ。

ブラウンGPの活躍は素直にすごいと思いますが、一方で天国の本田宗一郎はこの状況をどんな気持ちで見下ろしているんだろう、と考えてしまいます。

そして中嶋一貴。
贔屓してやりたいけど、ニコとの差を考えると、やばいんじゃないの?としか言えないですね。

え、今週のフェラーリについて?
 ( ゚д゚)、ペッ

桜哭き我想う2009年04月09日 00時54分

せわしない日常の中、花見に興じる余裕のない日々を送っていますが、幸いにも僕の職場の周りには立派なソメイヨシノの木がいくつかあり、束の間の花見気分を味わわせてくれます。

散り初める薄桃色の枝々を見上げながら、その華やぎに反して、僕はふと哀しい気分になるのです。

ソメイヨシノには生殖能力がないので、接ぎ木で増やします。
つまり、全ての木がクローンなのです。

花に全てのエネルギーを注ぐため、樹齢は短く50~60年がせいぜいと言われています。

人間のエゴによって改良され、子孫を増やすこともなく、たかだか1週間程度の盛りに命を燃やし、他の木々よりも圧倒的に短い寿命を終える。
そんなことに想いを馳せると、春風にちらほらと舞う花弁がソメイヨシノの涙のように思えてきます。

去りゆく春を惜しむのか、己の定めを嘆くのか、それは分かりませんが・・・。

僕にとってソメイヨシノはもの悲しい花なのです。

春の新TVアニメその1『花咲ける青少年』(NHK-BS2)2009年04月09日 00時55分

原作は言わずと知れた樹なつみの少女漫画史に残る不朽の名作。
個人的にも、僕の好きなマンガベスト5をうかがう、大好きな作品です。

世間的には『八雲立つ』や『OZ』といったSF作品の方が人気があるようですが、僕は古き良き少女マンガの空気が色濃く漂う『花咲ける』や『マルチェロ物語(ストーリア)』の方が好きです。
この作品を読むと、僕の中にある乙女回路が眼を覚まします。

さて、樹なつみの華麗な絵の世界がTVアニメで再現できるとは端から期待していないので、ちょっとしょぼめの作画はそんなに影響しません。
このアニメのキモは、ズバリ、めくるめく美青年たちを声優さんたちがどう演じるかだと思っています。

まず登場した立人(リーレン)は森川智之さん。
これは盤石ですね。
そして次回登場するのが、僕が一番好きなキャラであるユージィン。
これがオノDなんですよねえ・・・(´・ω・`)。
どうなんだろう。

もしこれがキモチ悪い結果に終わったりしたら、もう次はないですね。
ちょっと怖いもの見たさな気分です。

とはいえ、3クールってことは原作を最後までなぞるんでしょうから、何だかんだいって見ちゃうんだろうな。

春の新TVアニメその2『グイン・サーガ』(NHK-BS2)2009年04月09日 00時55分

原作は言わずと知れた栗本薫の手による、「一人の作家による最長の小説」。
120巻を超え、今なお刊行が続いている世界でも類例のない大河叙事詩です。
作者は僕の母親と同い年なので今年56歳、冗談抜きで200巻行くんじゃないでしょうか。
(当初は100巻で完結、とか言ってたはずなんですが)

中学時代から愛読し続けてずっとリアルタイムで読んでいたのですが、5年前に社会保険労務士の試験勉強をする際に全ての読書を断った際に中断し、それ以降何となく再開するきっかけを失って止まったままになってしまいました。

100巻ぐらいまで読んだのは憶えているんですが、どこまで読んだのか正確には覚えていません。
グインが記憶を失ってノスフェラスに飛ばされ、そこでラゴン族やセム族に再び王として迎え入れられてしばらく経ったところで止まっているのは覚えているのですが。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、この規格外のファンタジーを映像化するというのは生半可なことではありませんが、作画にも音楽にもかなり力が入っていて、ファンの期待を裏切らない出来に仕上がっていると思います。
初回も、ルードの森の不気味さや魔物たちが巧みに表現されていました。

出色なのがグイン役の堀内賢雄さん。
素では変なおっちゃんですが、カッコいい大人の男をやらせたら天下一品ですね。
シビれます。
一方で、ナリスがビジュアル的にも声の面でもちょっとがっかりなのが残念でしたが。

この後出てくるイシュトヴァーンやアムネリスがどのように描かれるのか、楽しみです。