春の新TVアニメその2『グイン・サーガ』(NHK-BS2)2009年04月09日 00時55分

原作は言わずと知れた栗本薫の手による、「一人の作家による最長の小説」。
120巻を超え、今なお刊行が続いている世界でも類例のない大河叙事詩です。
作者は僕の母親と同い年なので今年56歳、冗談抜きで200巻行くんじゃないでしょうか。
(当初は100巻で完結、とか言ってたはずなんですが)

中学時代から愛読し続けてずっとリアルタイムで読んでいたのですが、5年前に社会保険労務士の試験勉強をする際に全ての読書を断った際に中断し、それ以降何となく再開するきっかけを失って止まったままになってしまいました。

100巻ぐらいまで読んだのは憶えているんですが、どこまで読んだのか正確には覚えていません。
グインが記憶を失ってノスフェラスに飛ばされ、そこでラゴン族やセム族に再び王として迎え入れられてしばらく経ったところで止まっているのは覚えているのですが。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、この規格外のファンタジーを映像化するというのは生半可なことではありませんが、作画にも音楽にもかなり力が入っていて、ファンの期待を裏切らない出来に仕上がっていると思います。
初回も、ルードの森の不気味さや魔物たちが巧みに表現されていました。

出色なのがグイン役の堀内賢雄さん。
素では変なおっちゃんですが、カッコいい大人の男をやらせたら天下一品ですね。
シビれます。
一方で、ナリスがビジュアル的にも声の面でもちょっとがっかりなのが残念でしたが。

この後出てくるイシュトヴァーンやアムネリスがどのように描かれるのか、楽しみです。

コメント

_ manicure ― 2017年05月04日 17時25分

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