榊原ゆい×茅原実里 LIVE IN TAIPEI 2008.12.072008年12月10日 23時44分

みのりんサイドが企画したJTBさんのオフィシャルツアーに参加して、行って参りました。

12/6に成田に集合した猛者は総勢23名。
個人的には御の字の数字だと思います。
結果的に、全員の結束力が異常なまでに高まり、最高のツアーになりました。
(このあたりのことは別項にて)

初日の夜には、ツアーの特典でもあるみのりん(と瀬野Mと斎藤P)のトークショーがありました。
この詳細については割愛させていただきます。
っていうか、すっごい楽しかったけど教えてあげないexclamation ×2

さて、翌日の夜がいよいよライブ本番。
しかし、出発直前に大変な問題が発覚。

物販がある。

ちょ、まっ・・・!
いやあ、台湾を舐めてました。
JTBさんもそのときまでご存じではなかったということで、誰も恨めません。
到着するなりとりあえず並ぶも、みのりんやゆいにゃん単独のグッズは全て売り切れ、公式のTシャツとカードセット、ゆいにゃんのポスターをゲットするのがやっとでした。
それでも、ツアーTシャツがゲットできたのはうれしい誤算だったので、後悔するより喜ぶことに。

会場である台湾大学総合体育館は、日本で言えば東大の体育館。
集会などでの用途はほとんど考えられていない作りで、でっかい小学校の体育館といった感じです。

ステージはT字型の花道付。
ファッションショーをやるステージみたいな感じです。
PAは、もちろん日本に比べれば劣りますが、音の迫力に欠けるということはありませんでした。

面白かったのが、現地のファンの方もみなさんサイリウムを持参しているのですが、あちらのサイリウムはみんなロングサイズなんですね。
理由は分かりませんが、とにかく長い、倍サイズ。
しかし、その分光度は劣るので、明るさの面では電池式やウルトラオレンジを持ち込んでいる我々の勝利です。
(別にそんなところで勝負しちゃいませんが)

会場には我々の他にゆいにゃんサイドの方々、そして自力でチケットを手配してこられた方など含めて、日本人は50名弱ぐらいはいたでしょうか。
客全体は二千数百名。
(ちなみに、女性率は日本のみのりんのライブよりは少し高い程度でしょうか)

いよいよ、まずはゆいにゃんの登場です。

ゆいにゃんセットリスト
jewerlry days

そして僕は…

月聖ノ蒼炎曲

恋の炎

Again

Einsatz

SHINING STAR

Imitation

Girl meets Boy

マジカル★ジェネレーション

此の花咲ク頃

はぴでい♪

Chu×Chu!!

Eternal Destiny

(Encore)
片翼のイカロス

Beautiful Day

大変申し訳ないことに、このツアーに参加することになってやっと『Joker』と「月聖」を購入したというビギナーなので、曲ごとにコメントすることができません。
ただ一つだけ言えることがあります。

ゆいにゃんのステージはヤバイ!
この魅力はハンパない!
もちろん、僕もがっつりノらせてもらいました。

正直なことを言うと、音楽的な点では僕の趣味にはあまり合わないのですが、ステージパフォーマンスのクオリティーの高さは、そんなものを払拭して余りあります。
キレのあるエネルギッシュなダンス、激しく踊り、かつハンドマイクだったにもかかわらず、全くぶれない歌唱。
むちゃくちゃ引き込まれました。
(そして、時折ピンクの見せパンがちらちらするたびにときめいた変態は僕だけではありますまい目がハート)

個人的には、僕が大好きな宝塚にちょっと風味が似ているような気がします。

僕はたくましい(これは禁句かな)おねえさん(もっと禁句かな)が大好きなので、ベタ惚れしました。
いい加減これ以上手を広げたくはないのですが、次はお腹いっぱいになるまでゆいにゃんのステージを楽しみたいと思っています。

イイ感じに身体が暖まったところでみのりんだ!と思ったら、20分の休憩。
汗が冷えてさみい・・・と思い始めたところで、客電が落ちて・・・。

◎詩人の旅
いきなり強制的にトップギアですよ。
僕は普段は音楽に集中できないのでむやみに跳んだりはねたりはしないんですが、台湾じゃそんなことは言ってられません。
もう飛びまくりです。
ライブ全体を通して、かなりの滞空時間でした。

みのりんの声の強さはContactツアーの頃とは比較にならず、胸倉をつかまれてむんずと引き寄せられるくらいの迫力があります。

◎ふたりのリフレクション
涙腺決壊鉄板曲その1。
ええ、そりゃもう眼から汗が大量に。
最後の歌詞を「みんなの色」と変えて歌われると、もう立っているのもやっとです。

◎夏を忘れたら
Contactツアーのときと同様に会場全体のサイリウムが揺れる様が感動的でした。
声に厚みが出た分、こうした可憐な曲は更に温かみが増していました。

◎MC1
まずは中国読みで自己紹介。
通じたのかどうかは分かりませんが、とりあえず拍手。
ゆいにゃんもみのりんも当然MCは全部日本語なんですが、反応を見ているとおおかた通じているようで、台湾のファン恐るべし、と思いました。

ここで「台北愛樂室内樂坊」というVn2、G1、Key1の4人組がバックに入ることに。

◎そのとき僕は髪飾りを買う
『Parade』からの初出曲はこの曲が唯一でした。
この選曲はちょっと意外でしたが、みのりんの陽の部分を表現するには的確なチョイスだった気がします。
生で聴くと更に胸の温まる佳曲です。

◎Melty tale storage
なんばHatchで初めて聴いたときは衝撃で引っ繰り返るかと思いましたが、そのときよりも更に歌は迫力は増しています。
にもかかわらず、本当に楽しそうに歌うみのりんが印象的でした。

◎MC2
自分の足跡をちょっと振り返る話でした。
それを聴きながら、我々は次に来る曲に備えて身構えていました。

◎雪、無音、窓辺にて。
僕にとっては始まりの歌です。
この歌も既に茅原実里の歌となった感があります。
科白がちょっと飛んでしまうところがやっぱりみのりんらしくて、僕は好きです。

みのりんらしいといえば、どの曲だったか忘れてしまったのですが、シャボン玉を吐き出す機械を歌いながら覗き込むものだからシャボン玉を食べてしまい、ちょっと歌がつっかえてしまうというハプニングがありました。
わざわざそんなことするから・・・。
昭和な人間の僕は、いつだったかの紅白でのサブちゃんを思い出しました。
(分かる人いるかな。あれは紙吹雪でしたけどね)

◎純白サンクチュアリ
まさにキター!!という感じ。
音を立てて会場のボルテージが上がるのが分かりました。
台湾では白のサイリウムはあまり普及していないらしく、白く染まらなかったのが残念でしたが、もちろんある一画は真っ白でした。

◎Paradise Lost
このコンボはハートブレイカーですよ。
僕は終盤息切れがしてきました。
しかしまあ、この歌をライブで軽々と歌いきるみのりんの実力には脱帽です。

◎Say you?
◎Dears~ゆるやかな奇跡~
(共にインスト)
◎MC3
結果的には着替え時間だったわけですが、てっきり一曲の間で早変わりで出てくるもんだとばかり思っていたのに、Dearsになっても出てこないので、何かハプニングがあったのではないかと心配になってしまいました。
緑を基調としたドレスに着替えて、後半戦スタート。
(みのりんは「後半戦」が言えてませんでしたが)

◎too late? not late...
涙腺決壊鉄板曲その2、のはずだったんですが・・・。
上記のことがあって、無事みのりんが出てきてくれたことにホッとして、そちらに気を取られて泣くことはありませんでした。
とはいえ、もちろん盛り上がりまくりましたけどね。

◎君がくれたあの日
Contactツアーと同様ですが、この2曲のコンボも神ですね。
何だかもう訳が分からなくなってしまいます。
サビの高音が格段に安定して、みのりんに負けないようにするのが精一杯です。

◎雨上がりの花よ咲け
涙腺決壊鉄板曲その3。
本当に気持ちよさそうに歌うみのりんと、その限りなく勁く優しい声に涙を抑えることなどできようはずもありません。

◎Voyager train
とにかくこの日のみのりんは歌うのが楽しくて仕方がないといった感じでした。
まさにパレードマスターの風格です。
こんな美しいマスターに率いられる我々は、何と幸運なのでしょう。

◎MC4
◎Contact 13th
涙腺決壊鉄板曲その4。
(おっさんどんだけ泣く気満々やねん、という話ですが)
この曲が来た時点で泣くことは確定なんですが、みのりんの歌が言葉や文化の違いをぶち壊して会場全員の心を一つにしていることに思いを致したら、ますます泣けてきて、危うく崩れ落ちて号泣するところでした。
しかし、みのりんには笑顔を返さないといけないので、グッと堪えました。

(Encore)
◎輪舞~Revolution~
イントロではさっぱり何の歌か気づくことができず、ポカンとしてしまいました。
ここでコイツを持ってくるとは予想外。
ウルトラオレンジを持参しなかったのはやはり痛恨の極みでした。
奥井さんが真っ赤な炎だとしたら、みのりんは蒼い炎という感じですね。

◎雪、無音、窓辺にて。~会場合唱Ver.~
二度目の「雪、無音」は、別に促されたわけでもないのに会場全体で大合唱。
みのりんもそれに後押しされるように科白も完璧に決めてくれました。
大合唱を聴きながらまたしても眼から大量の汗が。
どうも30の坂を越してから涙もろくていけません。

最後にはゆいにゃんとみのりんが揃って花道まで出てきてご挨拶。
ゆいにゃんがこっちを向いて投げキスをしてくれて、僕の中のライフが一機減りました。

我々ツアーのメンバーはガイドさんに引き連れられて退場したんですが、台湾のファンに取り囲まれてハイタッチや握手の嵐。
向こうから「お疲れ様でした!」と声を掛けられ、こちらからは「謝謝!」と返しました。
オタク文化は国境を越えます。
またまた泣けてきてしまいました。

最後には地元の関係者に集合写真を撮られたり。
地元メディアの片隅にアホヅラを晒してしまったりするのでしょうか。

最高に感動した一夜でした。
ただのライブというものを越えて、音楽の力を痛感しました。
大袈裟でなく、僕の人生にとって大変素晴らしい経験となりました。

ツアーに参加したみなさん、台湾のファンのみなさん、そして何よりもゆいにゃんとみのりん、最高だ!!

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