茅原実里『Paradise Lost』2008年11月05日 16時27分

文句なく5点満点(ただし表題曲のみ)。

攻めるなあ、というのが第一印象。
とにかく攻めのサウンドです。
ホームストレートでスリップに入って、第一コーナーの入り口でインをこじ開けて抜き去る、そんな感じの超攻撃的なノリです。
元気なときに聴かないと、曲の力に負けてしまうと思います。
手許に届いてからだいぶ聴きましたが、3回続けると疲れてきます。
(今日は寮に僕一人しかいないので、ライブ会場並みの音量にしているせいもあるかもしれませんが)

どんなに曲が攻撃的でも、歌い手にそれを活かすパワーがなければしょんぼりな歌になってしまいます。
今のみのりんはもちろんそんな残念な娘ではありません(歌以外のところはともかく)。
圧倒的な疾走感で聴き手を翻弄させます。

これをライブでやられたらごっそりHP持ってかれるなあ、と今のうちから覚悟をしてしまいます。

音数はかなり多いですが、大音量で聴いても音は悪くありません。
むしろ大音量で聴いた方が歌に込められたパワーがよく伝わってくると思います。
細部まで凝っており、一つ一つの音がみのりんの歌と相まって聴き手の心に突き刺さってきます。

カップリングは、悪くはありませんが表題曲に比べるとちょっと弱いかも。
最近のバラードでは、やはり「Sandglass」がベストだと思います。

音楽にせよプロモーションにせよ、今のみのりん陣営はとにかく攻めの一手ですね。
そんなエネルギーがぎゅっと凝縮された歌です。
実に素晴らしい。

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