宝塚宙組公演「黎明の風/Passion~愛の風」@宝塚大劇場2008年02月13日 00時15分

※一部ネタバレを含みますので、お気をつけください。

二度目の大阪行きの本来の目的はフェスティバルホールのチューリップのファイナルツアーの千秋楽なんですが、どうせ泊まりで大阪に行くなら、と思い立ってマチネーのチケットを取って出掛けました。

平日の昼でも客席は満員。
ヒマと小金のある年配のご婦人方が大半を占めていましたが、中には男性の一人客やグループがいたりして、関西では宝塚がごくごく普通の娯楽であることを実感します。

この公演は他の組(どうも雪組らしかったんですが)の生徒さん、しかも結構上の人たちが見に来ており、僕のすぐ脇の通路を通っていったんですが、勿体ないことに誰だかさっぱり分からず、ただぽかんと見ていました。
(めちゃめちゃ綺麗でした)

さて、今回の宙組公演はトムさんが降臨あそばしてのものですが……。

僕は宝塚のスターに貫禄というものは全く不要だと思っているのです。
貫禄が付くことによって存在が重々しくなることは、宝塚の舞台にとってマイナスだと思っています。

なので、トムさん自体は嫌いではないのですが、公演のトップとしていただくことには大いに疑問が残ります。
貫禄についての違和感は、退団直前のおはなに対しても思ったことです。

公演の中身ですが、お芝居の方は、正直最初はどうかと思って観ていたんですが、終わってみれば充実したいいミュージカルでした。

ただ、宝塚を観る醍醐味、という点では大いに「?」です。
ラーメンが食べたくてラーメン屋に入ったのに、とてもおいしいカレーを出されて、ああおいしかったと思いつつ「はて、オレはカレーが食べたかったんだろうか?」と思うような、そんな感じです。

一方で、ショーの方は最高でした。
直近で観た星組のショーがいささか消化不良だったので、なおさら満足しました。
(酒井先生のショーは大変僕の好みです)

歌も踊りも大変華やかで大満足だったんですが、何といってもフィナーレ直前の場面。
ゆうがが女の恰好してトムさんと絡むんですが、このときのゆうがの可愛さったら!

口の中で声は出さずに「萌え死ぬ~!」と叫びながら、オペラグラスでガン見でした。
トムさんの腕の中で娘っぽい表情作ってるときのあまりの可憐さに、もうメロメロです。

このワンシーンだけで往復の新幹線代の元は取ったと思いました。

大劇場公演はうめがケガのため休演だったので、ぜひ東京で彼女の元気な姿を見たいと思います。
いっそのこと平日に休みを取って観に行こうかしら。

コメント

_ caraCazarez.jimdo.com ― 2017年08月01日 21時32分

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