【雑記】エヴァQ感想2013年01月05日 23時20分

いやあ、庵野きゅん大きな船が描けて良かったね。
おめでとう!
ヴィレとかいうのも、ネルフだと大きな船が描けないから、船を出すための後付の設定でしょ。
いっそのこと名前もヱクセリヲンにしちゃえば良かったのに、庵野きゅんの照れ屋さん!

あと、さくらたんは完全に薄い本要員ですよね。
まあ、僕も冬コミで買ってきましたけど。
ちゃんと新たな燃料を投下するあたりは、抜け目がないものです。

冗談はさておき真面目な話をすると、庵野さんはもう完全に人類補完計画が何なのかを説明する気は毛頭ないですよね。
先日押井さんが庵野さんを批判している文章を読みましたが、言っていることは分かるものの、的外れだなあと思いました。
宮崎さんやら押井さんが交響曲作家だとしたら、庵野さんはジャズミュージシャンだと思うのです。
前者がテーマを定めてそれを様々に展開した上で結末をつけるのに対し、後者は断片的なテーマだけ決めて後は即興でつなぐのが流儀なので、そういう人に起承転結がなってないとか言っても意味がないのです。

端々に示されるテーマとか、各楽器のソロパートに関しては、さすがにツボを押さえた出来なので、僕は全体的にはQは良かったと思っています。
ただ、、破のラストでレイを助けるシンジの背中を最後に押したことが、ミサトの中でどう消化されているのかが一つ引っ掛かっています。
シンジがサードインパクトを起こした張本人だと言って非難がましいことを言うけど、あんただってシンジに行けって言ったじゃん、と思うのです。
他の人がシンジを睨むのは分かるんですけどね。
あの自爆スイッチを押さなかったことが自責の念の証なんでしょうか。
でもちょっと違うような気がするし。

これは気のせいかも知れませんが、冬月がシンジに見せるユイの写真の一番手前にコネメガネと同じ眼鏡をかけた女性が写っているんですが、これは伏線ですかね。
まあ、今さら何がどうなっても驚きはしませんが。

エヴァとも17年来の付き合いですから、最後まで、いつまででも付き合いますよ。