ヴィトンはもはや「高級ブランド」ではない2008年12月17日 23時06分

いわゆる「高級ブランド」とは、それをもつことが一つのステイタスとなるからこそ価値があるわけである。
ここでいうステイタスとはもちろん経済的なものであり、簡単に言えば庶民とは財布のデキが違うよ、ということである。

従って、本当の高級ブランドは、不景気になったからといって売れなくなるようなものではないはずだ。
その意味で、庶民が顧客であり、不況で売り上げが落ちたから出店計画を白紙に戻さざるを得ないルイヴィトンのようなブランドは、もはや堕落したブランドという他ない。

日本というのはおかしくな国で、「みんなが持っている」ということが一種のブランド価値として成立しうる。
ヴィトンの価値もそこにしかない。

人のことをとやかく言っても仕方ないのだが、みんなが持っているものを持って何がうれしいのだろうか。
人が持っていないものを持っているからこそ「オシャレ」なのだと思うが、そういう価値観は滅びつつあるんだろうな。

榊原ゆい「Happy☆LOVE☆ライブ2007」2008年12月18日 23時21分

いやあ、素晴らしいエンターテイメントですね。
MCでゆいにゃん自身も言っていますが、ライブと言うより極めてレベルの高いショーだという印象を強く受けました。

僕はダンスを見るのが大好きなんです。
それに歌があればなお良し。
僕が生まれて最初に見たステージは宝塚であり、歌+ダンスというのは僕のライブ人生の原点でもあるので、僕にとって実にしっくりくるのです。

もう15年以上宝塚を見続けているので、数え切れないほどの女性のダンスを生で見てきていますが、ゆいにゃんのパフォーマンスは最高クラスだと思います。
正直、これほどのレベルの人が何でヲタクの世界の住人なんだろうとあせあせ。
一つ一つのフリにすごく雰囲気があり、有無を言わせず魅了させますが、そうした空気を持つ踊り手はなかなかいません。

女性のファンが多いのも頷けます。
カッコいいですもんね。
僕もきれいとかカワイイというより、カッコいいと言うのが一番当たっていると思います。
(それがゆいにゃんの本意かは分かりませんが・・・)

ゆいにゃんお着替えの間の小ネタも凝っていていいですね。
前説の若本さんからしてもうツカミはOKという感じで。

このパフォーマンスを目の前にして呑気にオタ芸をやったりする神経が信じられません。
こりゃもうガン見するしかありませんよ。
前方視界を確保したいので、会場はオルスタよりホールの方がいいですね。
今年は渋谷公会堂(断じてあそこはCCレモンホールなんかではない!)だったそうですが、これからもそうであってほしいです。

正直音楽の傾向は僕の趣味と一致するわけではないのですが、このパフォーマンスを見ない手はありません。
こりゃもうライブ会場に足を運ぶしかありませんよ。

とはいえ、ヴァレンタインツアーで行けるのは2/14のみ。
(理由は言わずもがな)
しかし、チケット発売日の1/10は奈々さんの大阪。
確定ではないのですが、行ければおそらく物販の列の中。
・・・ここは同行の友人を拝み倒してお願いするしかありませんかね・・・。

スピーカーは進化する2008年12月20日 21時11分

もちろんスピーカーが自律進化を遂げるわけはないので、エージングが進んできたと言うことでしょう。

ここのところバカみたいにみのりんばかり聴いていたわけですが、久しぶりにKRAFTWERKの『MINIMUM-MAXIMUM』をかけたのですが、音の進化にびっくりしました。
だいぶ聞き込んだ盤ですが、初めて聴くような箇所が頻出。

低音が分厚くなり、一方で高音がよりシャープになり、全体的に更に筋肉質な音になりました。
とはいえ、清原みたいにただ堅いだけの筋肉ではなくて、イチローのように強くしなやかな筋肉です。
新しいスピーカーにありがちが高音の硬さがなくなり、シャープだけれども全く聴き疲れがしなくなりました。

我が家にお迎えして4ヶ月余り、姫様は順調に成熟への道を歩んでいるようです。

敗戦処理2008年12月23日 00時04分

建て期日があと数日に迫っていた1805の処理を完了した。
損失総額は160万を超える。
今となっては余り感慨はない。
ただ、これだけの金があれば、CDプレイヤーを買って、TVを買って、PCを自宅用とモバイル用と2台買って、あとあそこに行ってあんな事やこんな事をしてもまだ釣りが来るなあ、と思うだけである。

今年に入ってからの累計の損失は250万を超える。
車が買えたなあ、と思うばかりである。

損失処理用に確保した現金が50万円ほど余った。
これは米ドル建てのMMFに替えて寝かせておこうと思う。
3年も寝かせれば、2割ぐらいのリターンはあるだろう。

その程度の損失で暗い顔してんじゃねえぞ、と某氏に怒られそうではあるがw。

我が家のサンタ事情2008年12月25日 22時38分

僕の子供時代、母親はサンタについて一風変わった説明を僕にしていました。

サンタはいる。
いるけれども、世界中の子供の家を訪れるのは無理。
なので、実際にはサンタが世界中からクリスマスプレゼントを受け付けるコールセンターがあり、そこの電話番号は親だけが知っている。
親がサンタにプレゼントの注文の電話をかけ、サンタからOKが出るとその代金が親の口座に振り込まれ、それを使って親はプレゼントを買う。

こういう説明をされていました。
もちろん、幼心にそれがウソであることは分かっていましたが、そういうことにしておく、というのが親子の間の暗黙の了解となりました。
オタクな家系なので、親子ともども夢見がちな性格なのですが、現実世界では夢を見ないというのがポリシーとなっていまして、意味もなくサンタを信じたりはしないのです。

今ならプレゼントはネット発注と言うことになるんでしょうかね。