PMC VS DIATONE2008年10月19日 16時05分

今日は昨日の運動会の疲れがかなり残っているので、久しぶりに完全休養日。
時間がたっぷりあるので、かねてよりやりたいと思っていたスピーカーを古女房であるダイアトーンのDS-900EXに入れ替えての試聴を行いました。
(その他のセッティングは通常通り、CDPがデノンの1650AZ、プリがトライオード、パワーがKT88のPP)

一言で言ってしまえば、かなり野蛮な音で、デリカシーは薬にしたくともないという感じ。
とにかく低音はブイブイ鳴ります。
ブーミーですらなく、ひたすら低音域が誇張されます。
電気的増幅ではないので不快ではありませんが、PMCのキリリとした低音を知ってしまった身としては、おいおいと言いたくなります。

ヴォーカルは色気もしょっけもないくすんだ音。
中高音域がひどく貧弱なんですね。
チャイ5のフィナーレなど、弦楽器の音がほとんど聞こえず、極端な言い方をすれば金管とティンパニしか聞こえてきません。

まさにメタボな音です。
イメージを擬人化すると、バリッとしたパーマをかけて部分的に紫に染めているおばちゃん。
イケメン王子と接続されてハッスルして頑張っちゃったという感じでしょうか、デノンのアンプとつないでいたときより3割増ぐらいでブイブイ鳴っていました。
世の中にはおばちゃん好きもいますから、こういうのがいいという向きもあるかもしれませんが、僕は結構です。
姫が一番。

やはりPMCの最大の特徴はクリアーで繊細な中高音域にあることを再認識しました。
後はアンプでどのような味付けをするかでヴォーカルの色が決まります。

ちょっと値段は張ったけど、やっぱりいい買い物をしたな、と自画自賛したくなった日曜の昼下がりでした。

コメント

_ What is the Ilizarov method? ― 2017年09月01日 14時17分

I always spent my half an hour to read this webpage's articles all the time along with a mug of coffee.

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