米国滞在日記第14回2007年10月31日 22時30分

今日はハロウィン当日、街はハロウィン一色でした。
そして、僕の職場も例外ではありませんでした。

車通勤ということもありますが、朝からみんな思い思いの扮装で出勤。
『朝比奈ミクルの冒険』の長門みたいな恰好のおばちゃんもいれば、天使のイメージか、ちょいコスプレ入った恰好の若い娘もいるという感じ。
日本人の駐在員もポンチョ着てカラムーチョのCMに出てくる人みたいになってみたり、インディアンの娘みたいなお下げのカツラかぶってきたり、様々。
(雰囲気が今ひとつ読めなかったので、僕は普通のカッコだったんですが、惜しいことをしました)

仕事の上でやりとりのある現地の女性社員が『リロ&スティッチ』に出てくる女の子の方(リロでいいんですかね)をイメージした恰好で来て、可愛いテディベアなんぞを抱いているので
「可愛いクマちゃんだね」
「ありがとう。あたしの赤ちゃんなのよ」
なんて、なんだかとってもアメリカンな会話をしてみたり。

お昼は、会議室をデコレートしてポットラックパーティー。
こちらはこうした際のパーティーグッズには事欠かないので、ちょっとした時間でも結構見栄えのする会場が作れます。

パーティーといっても、みんなが持ち寄った料理を食べながら楽しくおしゃべり、という感じなんですが、アメリカ人というのはホントにこういうことを楽しみにしているというのが実感として分かります。
中学の英語の教科書とか、「基礎英語」の教材に出てくる世界が、まさに目の前に広がっていて、感心してしまいました。

ハロウィンのカボチャに引っかけた、毒々しいオレンジと緑に着色したクリームをたっぷり乗せたカップケーキがあるんですが、会長に命令されてそれを食う羽目になってしまいました。

いっそのこと真緑色のを食ったれ、と思い口に入れると、味はさほど不味くない。
しかし、周りの人から「おまえ唇が変色してるぞ」といわれてトイレの鏡を見ると、そういうメイクをしたみたいに唇が緑色に。

舌を出すと、舌も見事に緑色。
口をゆすぐと水彩絵の具を溶いたみたいなきれいな緑色の水を吐き出す羽目に。

どう考えても、取りすぎるとガンになる類の着色料だと思います。
こんなものを平気で作って、食うヤツらに中国の製品についてとやかく言う資格はありません。

スーパーなんかに行っても、店員がいろいろな扮装をしていて面白かったです。
晩飯を買いに寄った食品スーパーのレジには、「パイレーツオブカリビアン」のジョニデの扮装をしたかっこいい兄ちゃん(メイクが秀逸でかなり似てました)がいたりしました。

仕事で帰りが遅くなってしまったのが残念だったのですが、街に繰り出せばもっといろいろ見られたんだと思います。

何にせよ、アメリカの年中行事の一つを身近に体験できて、面白かったです。

戸籍上ではもう30歳になっているんでしょうが、暦の上では僕はまだ20代です。
(後1時間とちょっとの運命ですが)
海外で迎える節目の誕生日なんてなかなか乙なもんですが、月初だから明日も仕事忙しいんだろうなあ・・・。

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