【ゆいにゃん】榊原ゆい『EVERGREEN』2009年12月06日 14時05分

この秋はヘビロテ必至の名盤のリリースラッシュで、この他のCDを聴く機会が激減してしまって困ったもんです。

さて、当盤を聴いて改めて思ったのが、僕と菊田さんとの相性の良さ。
(決して変な意味ではないですよw)
最初は歌詞カードを全く見ないで聴いていて、初聴きで「これいいな」と思った曲の作り手を見ると菊田さんなんですね。

個人的にドッキュン♪ときたのが「ピンク×乙女=恋」。
理屈をこねると、多分リズムの処理が僕の感覚にしっくり合うんだと思います。
このサビは何度聴いても萌え萌えしますなw。

「情熱のpartita」ももちろん名曲。
まずタイトルが良いですね。
partita(=組曲)の音の柔らかさが曲とすごくマッチしていて、ゆいにゃんの選語のセンスの良さがよく表れていると思います。
(クラシックファンとしては、バッハやモーツァルトを想起します)
たゆたうような幻想的なボーカルにはただ聴き惚れるばかりです。
是非ライブで聴きたいです。

「イカロス」のPVも良いですねえ。
衣装がGOOD!
腕にああいうひらひら(何か呼び方があるんでしょうか?)を付けた衣装での振りが個人的にすごく好きなので、見ていてワクワクします。
ちょっと違う感じ方かもしれませんが。

これからもゆいにゃんから眼が離せませんね。

【時事問題】いい加減に腹を括るべきである2009年12月10日 23時58分

我慢できないので書き記しておく。

一つあらかじめ断っておくが、僕はアメリカが大嫌いである。
9.11の折には心の底から「ケケケ、ざまあ」と思っていた。
しかし、大変遺憾なことであるが、現在我が国の安全保障はほぼ100%アメリカの武力に依存している。
そうである時点で、我が国はアメリカとの関係において大きな枷を一つ背負っていることになる。

何しろ向こうはいざとなれば命をかけて働くことになるのである。
その相手に中途半端な態度で臨めばそれは大いに失礼なことであるし、そもそも自分の命にも跳ね返ってくることである。

米軍基地を腐った生ゴミが入ったバケツのように思っている人がどうも多いようだが、米軍なくしてどうやって身を守ろうというのか。
日本にとっての脅威は国土の北西方面からやってくるのである。
それに対する備えを太平洋上の島に作ってどうするというのだろうか。

現状の米軍の軍備が日本を防衛するには過剰であり、適正な規模にまで削減する必要があるというのならば、それは正しい言い分である。
しかしそれを主張するには、綿密に練られた案が必要となろう。

間違っても、うるさいからどこかにやる、という低い次元で語られていい問題ではない。

普天間移設に関する合意は旧政権のものであり、異なる案を掲げて政権を得た我々はそれを受け入れるわけにはいかないと主張するなら、それはそれで民主主義国家の政府として一つのあるべき姿であると思う。
しかし、それをするならば、米政府との関係悪化をおそれず、真っ向から米政府と対峙しなければならない。
相手の要求は丸飲みできないが、面と向かって突っぱねることも怖くてできず、結局そっぽを向いてごにょごにょ言うことを聞きたくない風なことを呟き続けるようなマネは、まともな国の外交姿勢ではない。
少しは中国人のふてぶてしさを見習うといい。

いっそのこと沖縄のどこかの沖合に人工島を建設して、そこに沖縄県内の米軍基地を集約したらどうか。
こども手当・高速道路無料化・高校授業料の無償化、この3つだけでざっくり3兆円である。
この金を使えば島一つ作るくらいはできるのではないか。
足りなければ建設国債でも発行すればいい。
静香ちゃんが大好きな、「地方の公共事業」でもある。
これくらいぶち上げれば、アメリカも少しは感じ入るのではないか。

3代目を通り越して4代目の「由紀夫ぼっちゃま」には荷が勝ちすぎるのだろう。
頼みの一郎君は、中国にはパイプがあるがアメリカにはさっぱりだから手を貸してくれそうもない。
現段階でぼっちゃまに残された選択肢のいずれを選んでも、アメリカか、沖縄県民と福島瑞穂のいずれかを激怒させることは必定である。
では、どちらを怒らせる方が国益にかなうか。
正常な判断力が残っておれば、判断はつくはずである。

最後に一つ。
こんなことで頭を悩まさずに済むよう、つまり米軍の軛から一刻も早く解放されるよう、僕は再軍備が急務であると考えている。

未明に帰宅すると2009年12月18日 02時26分

車を降りてふと空を見上げると、満天の星空でした。
オリオン座が美しいこと。
僕の今のすみかは周りにろくに外灯もないので、この時季の冷え込んだ夜は本当に星がきれいなのです。
ありがたいことに、僕は視力が良い上に夜目もかなり利くので、星のまたたきまではっきりと見ることができます。
ベテルギウスの朱色のまたたきを眺めながら、あの輝きは何年前のものなんだろう、なんてぼんやり考えました。
(ウィキで調べると640光年彼方の星だそうなので、今我々が見ているのはちょうど応仁の乱の頃の光になるんですね)

しばらく時間を忘れて眺めていましたが、残念ながら流れ星を見ることはできませんでした。
もし眼にすることができたら、必死こいて「みのりんのカウントダウンはいい席がきますように!」ってお願いしたんですがw。
(財津さんの1/30もしけた席だったからなあ・・・)

【GRANRODEO】TOUR 2009-2010 「ROLLING the SCAR LEMON」@新潟LOTS2日目2009年12月18日 23時22分

※一部当日のセットリストが含まれますので、閲覧の際にはご注意願います


経費節減のために初めて決行した自動車遠征でしたが、案外良いもんでした。
ガソリン代を考慮に入れても新幹線の半額未満の交通費ですむし、特にライブハウスでのライブの場合は荷物の置き場所に困らないし。
僕は割と運転中に睡魔に襲われないタイプなので、渋滞さえなければ長距離運転も苦になりません。

僕が初めてロデオさんのライブに接したのは、前回ツアーの新潟公演、約一年前のことになります。
そのときの印象が最高だったので、僕とそのとき同行していただいた畏友らぴさんにとって新潟は非常に験の良い街となっており、今回も新潟は参加しようということで、今回の遠征となりました。

13時過ぎに現地に着いたのですが、物販開始の時刻と重なったこともあり、会場近くにはロデオボーイ・ロデオガールがかなりの数参集していました。
僕らが駐めたコインパーキングでは、偶然お隣がロデオさん仕様の痛車でしたしw。

腹ごしらえはもちろん新潟が誇るB級グルメ、みかづきの「イタリアン」。
自慢じゃありませんが、僕は新潟市内でイタリアン以外のものを食ったことがありません。
バスセンター内の店には、ロデオボーイ&ガールの姿をちらほら見掛けました。

番号は400番台前半。
さほど詰まってないなあ、と思っていたら、きーやんが姿を現すなり一気の圧縮。
まさに弁当箱をいきなりタテにしたときのような有様でした。
3歩ぐらい前進しました。

ロデオさんのパフォーマンスはとても激しくて熱く、もちろんそれが魅力なんですが、一方でとてもロマンチックで艶(つや)があります。
きーやんの歌にしても飯塚さんのギターにしてもそうです。
音楽で芝居ができるというんでしょうか。
(きーやんの歌っているときの表情はまさに芝居をしているときのようです)
だからバラードがとても素敵なんです。
「恋歌」なんか泣きそうになりました。

「ロンリーファイター」などの鉄板曲の他に、「Silent DESIRE」や「Passion」なんかも大好きなので、生で聴けて良かったです。
でもやっぱり一番盛り上がったのは「modern strange cowboy」だったでしょうか。
ずっと倍速で跳び続けていたら、左膝痛と椎間板ヘルニアが同時に痛み出し、それ以降左下半身の痛みに耐えながら跳び続ける羽目になってしまいました。
(痛くても跳ぶんですw)

飯塚さんは連チャンということでいささかお疲れだった節がありましたがw、バックですごかったのは滝田さんだったと思います。
ぱっと見なんかたらしみたいな感じですがw、ごっつい6弦のベースをギターのように弾きこなす様は圧巻でした。
衣装替えの時のソロでは、みんな呆気にとられてしーんとしてしまいました。

何曲やったのかいちいち数えていませんでしたが、かなりの曲数やったのは確かです。
本当に気持ちの良いライブでした。
ロデオさんのライブは理屈抜きで気持ちよくなれるので、本当に大好きです。
ZeppはZeppにしてはよい番号を引いたので、どんな盛り上がりになるのか今から楽しみでなりません。

もちろん、帰りは何よりペダルを踏む足がしんどかったです。

【平野綾】「スピード☆スターツアーズ」@横浜BLITZ1日目2009年12月21日 00時32分

※一部ネタバレを含みますので、閲覧の際はご注意ください
※※一部批判的な言説(あーやに対してではありませんので、念のため)を含みますので、そういったものを眼にしたくない方はスルーしてください





とりあえずあーやは可愛すぎるヘ(≧▽≦ヘ)
生あーやは何度見ても胸がきゅんきゅんしてたまらなくなりますな。

っていうか、チアコスって(*゚ー゚*)
っていうか、チアコスって(ノ*゚▽゚)ノ

チアコスのあーやはマジでやばかったです。
あらゆるコスチュームの中で一番好きなのがチアなもんでして、率直に鼻息が荒くなりました。

「LocK-oN」から後のヘソ出しエナメルジャケットも個人的にたまらなかったです。
ぶっちゃけエロいw(゚o゚)w!
あーやは決してグラマーというわけではありませんが、ここ最近とみにエロくなったような気がします。
(まともな言い方をすれば、色っぽくなったということなんでしょうが)

もちろん見た目だけでなく、歌も最高でした。
「MonStAR」みたいなはじけた曲ももちろん良いのですが、「LocK-oN」「VOXX」みたいなダークな曲や「水たまり」「あの花のように」のような一見何ということのない曲を聴かせるようになったのが、最近のあーやの真骨頂のような気がします。
一方で、「Super Driver」や「Set me free」も最高でして、倍速で腕振って声出して跳んだもんですから、明日は筋肉痛になりそうですw。

ものすごく楽しいライブだったんですが、ここから先は苦言です。

相変わらず客の質が悪い。

僕は最も下手寄りの一番目の柵前を確保していました。
あーやが登場するなりみんなが詰めたために、僕の前には半径2メートルくらいの空間がぽっかり空くことになりました。
そこに入ってきたのが10人くらいの徒党を組んだ若い連中。
こいつらが、あーやの歌とは関係なしに身内の盛り上がりに終始していて、うざいことこの上なかったです。
うろちょろ動き回るし、訳も分からずはしゃぎ回ったかと思えば携帯を取りだしてみたり、まあ最悪なマナーの連中でした。

かと思えば、後ろのやつはよくしゃべるやつで、アコースティックコーナーであーやが感情込めて歌っているところでも大声でしゃべっているので、さすがに二度睨みつけました。
(「二度」睨まなきゃいけなかったのが悲しいですね)

血の気の多い若いマイミクさんだったら、間違いなく刃傷沙汰になってたよなあ、とか思いました。
僕がぶん殴ったりしないのは、決して寛容なわけではなく、そういうものを見ないことにするノイズリダクションみたいな機能がそれなりに発達しているからです。
(単純に、そいつらがはしゃいでいても視界はちゃんと確保されていたから、ということもありましたが)

何よりげんなりだったのが、アンコールが合わない。
合わないと言うよりも、みんなコールそのものをしない。
(この点については僕もへばっていたので、自戒を込めて、であります)
上手寄り三分の一くらいはやってましたが、後はみんな空気と化しており、しかも全然合ってない。
2階はどうなってるんだろうと思って見上げると、らぴさんがサイリウムを振って一所懸命音頭を取っている。
こりゃこっちも頑張らないと、と思ってサイリウムを振りながら最大音量でコールしたんですが、誰もついてこない。
これにはさすがに頭を抱えました。

その後のMCであーやが「着替えているときにみんなの声が聞こえてきたよー」というようなことを言ってくれたのですが、自分も含めてちっともやってねえじゃねえかよ、とあーやに対して本当に申し訳ない気持ちになりました。
ブルー入ってしまって、ラストの「Unnamed world」は今ひとつ盛り上がれませんでした。
23日は本気でコールを盛り上げていこうと思いました。

前週、客席の全員が心の底からロックを楽しんでいるロデオさんのライブに接していたこともあって、とみに残念に思えました。
客も一回ツアーを経験しているんだからもっと成長していても良さそうなもんですが、この点ではさっぱりといわざるを得ません。

客の質の低さと、バックミュージシャンが今ひとつ実力を遺憾なく発揮しているようには見えないこととは無関係ではないように思えるのですが、ここまでくるとさすがに穿った見方過ぎるでしょうか。

客への文句の方が長くなってしまいましたが、ライブ自体は最高でした。
マイミクさんよりチケットをお譲りいただき、23日も参加することにして本当に良かったと思いました。
23日は気合いを入れて、できる限りあーやを応援していきたいと思います。