飛蘭『Errand』2010年01月27日 22時51分

本社に行く道すがら、秋葉原に寄ってさっそく買って参りました。
(わざわざ遠回りをしたのはイベントのチケをゲットするため)

飛蘭の歌の力はハンパないです。
どんな曲でも「自分の歌」にしてしまう力を感じます。

以前、テレビで小田さんが陽水の「心もよう」を歌うのを聴いたことがあるんですが、小田さんオリジナルの歌にしか聞こえませんでした。
それと同じような力があると思います。

それにしても、この声はクセになるなあ。

財津和夫コンサートツアー2010@三郷市文化会館2010年01月31日 16時11分

※セットリストの公開はしていませんが、多分にネタバレを含みますので、閲覧の際には十分にお気をつけください




マイミクさんの皆さんに先駆けて僕は一足先にライブツアーの開幕です。
財津さんのツアーは7月上旬まで、5ヶ月を超える長丁場でして、財津さんの体力が夏場まで続くことを、本人の弁ではありませんが願うばかりです。

そして、僕にはとっては、財津さんとみのりんという心の底から敬愛する二人のアーティストのツアー初日が奇しくも同じ会場という偶然が、とてもうれしいのです。
だからどうしたって言われればそれまでなんですが、とにかくとてもうれしいのです。
みのりんの初日だけはどうしても行きたいですねえ。

さて、三郷市文化会館はなかなかいいホールでした。
規模としては昨年の伊勢原をイメージしていただければよいと思いますが、天井はずっと高く、音の響きはかなりいいように感じました。
こぢんまりしているので、後方支援でも豆粒ということはないでしょうが、2階に飛ばされるとorzかもしれません。
駅からはちょっと遠いんですが、ほぼ一本道なので伊勢原のようなことはないと思われますw。
打ち上げの会場にも事欠かなさそうな感じでしたw。

会場は満員御礼。
会場入り口には古式ゆかしい(?)「チケット譲ってください」の紙を持っている女性もいたぐらいでした。
珍しく物販にも列ができており、さすがに初日だけあって熱心なファンが集っているようでした。
(初めてツアーパンフ以外のグッズ(タオルとストラップ)を買ったんですが、さすがに大人を相手にしているだけあって、物は僕が普段目にしているグッズよりもしっかりできていました)

初日ということもあってか、財津さんのテンションは終始高め。
声もすごくよく出ていました。
(高音の伸びがとても美しかったです)
MCは相変わらず年寄りの自虐ネタが多かったですが、ずいぶんと舌も滑らかで、会場の笑いを誘っていました。

財津さん自ら「レコ発ツアーではない」というだけあって、セトリはバラエティーに富んでいました。
ニューアルバムからは2曲だったのですが、「あの曲」は歌われず、それはちょっと残念でした。
第2期チューリップの歌や、自身の歌でも90年代の歌は最近は歌われなくなっていましたが、今回は結構その時代の歌が含まれています。
個人的に「うわ、この歌が聴けるの!」という曲も複数あり、泣けました。
全体的に「昔からの定番」はかなり少なくなり、「最近の定番」とかなりレアなレパートリーが大半を占めていたように思います。

客電が点いた後のダブルアンコールも定番になりつつあるようです。
場内アナウンスが2回コールされたのですが、それでも誰も帰らずに手拍子を続けていると、メンバー全員が再度出てきて、今回はちゃんと準備してあった曲を演奏してくれました。
2回目のアナウンスはかなり語気が強かったような気がしますが、それにも負けずに頑張るともう1曲サービスしてくれるようですw。

仕事がかなり重要な局面を迎えていて、精神的にしんどい日々が今後も続きそうなのですが、財津さんの美しい歌声は効果覿面の清涼剤となりました。
僕の心にクリティカルヒットする周波数なのかもしれません。

年齢的な問題というのは避けて通れないので、この後いつまたツアーが行われるか、そもそも行われることがあるのか、という問題があるので、今回のツアーは一期一会のつもりで、各会場心して財津さんの歌に接したいと思います。