回顧2008④ 世相2008年12月31日 23時47分

ポジティブに考えれば、世界の歴史的転換点に立ち会っていると言えると思うのです。
この危機に際して、世界はどこまで落ち込み、そして立ち直るときが来るとしてそのときに世界がどのように変容しているのか、見届けられる立場にあるというのは、幸運なことです。

立ち直ることができるのであれば、ですが。

いかに日本の政治が機能していないかを露呈した一年でもありました。
政策より政局。
どんなに遅くとも来年秋には行われる総選挙では、とにかく変えなければなりません。
野党に政権担当能力がなかったとしても、一旦はそれを現実として突き付ける必要があります。
来年こそ「change」の年になって欲しいと思います。

景気が転落した今こそ、今まで見えていなかった社会の歪みが一気に噴出する時期です。
その兆しは既に明らかになっています。
それをいかに正していくことができるか。
この国の行く末を決める為の決断は、待ったなしです。

来年はいい年にはならないでしょう。
それが、病が進行する痛みではなく、回復のための痛みとなることを切に願います。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://reallifecreation.asablo.jp/blog/2008/12/31/4037365/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。