COMIC CITY SPARK 4@東京ビッグサイト2009年11月01日 22時49分

ヒッキーオタに相応しく、誰とも口を利かない誕生日を過ごす予定だったのですが、学生時代の友人Sちゃんにチケットをいただいたので、いそいそと遊びに行きました。

国際展示場の駅を降りてみると、男女問わずスーツ姿の若い子たちがぞろぞろ。
スーツキャラが一杯出てくるジャンルのプチオンリーでもあるのかと思ったら、マイナビの就職EXPOと抱き合わせ開催とのこと。
着慣れていないスーツ姿が眩しいこと!
大丈夫、僕みたいな男でも立派なオタリーマンになってるんだから!

会場内では、就活生はこっち、オタクはこっちと仕分けされていたのが哀れを誘いましたw。

ちなみに、就職EXPOは東1・2で開催だったんですが、おそらく東3も使う予定だったのが、出展企業が少なくて、赤ブーに売り渡したものと思われます。
サークル数を急遽追加した形跡がありますし。
11年度新卒の方たちの就職も厳しそうです。

10時過ぎ、チケットの主であるSちゃんに挨拶して、パンフレットを購入してサークルチェック。
一切何も調べずに出掛けたので、そもそもどんなジャンルのサークルが出ているのかも分かっていない始末でして。
それでも贔屓のサークルがちらほら見つかり、そちらを訪ねてフラフラ歩くという感じでした。

何だかんだで塾祖が一人いなくなってしまいました。
一番の収穫は『SKET DANCE』本でしょうか。
さすがに女性向けオンリーの大きなイベントでは、こういうニッチなニーズにも応えてくれます。
・・・手を出すまいと思っていたス×ボの18禁を買ってしまったなんてことは秘密です。
(そして、僕の戦利品を見たSちゃんに「あたしよりよっぽど乙女じゃない」と言われてしまったなんてことも秘密です)

途中Sちゃんが席を外して成り行きで僕が店番をしている時間がありまして、僕は全く気にしないんですが、買う方からしてみれば男からBL同人誌を買うというのは抵抗があるらしく、だいぶ躊躇われてしまいました。
気の毒なことをしたものです。
(まあ会場内の男女比自体2:100ぐらいでして、そもそも男が机の向こう側にいることがほとんどあり得ないような空間でしたからね)

イベント後はSちゃんをはじめとした学生時代の友達4人と松本楼でお茶。
まあ、僕はビール飲んでがつがつ飯食いましたが。
学生ラウンジでまったりしているときみたいな感覚で、楽しかったです。

誕生日だからどうのってことはないんですが、せっかく日曜日に当たったのに一人淋しくってのはさすがになあ、と思っていたところだったので、友達と楽しく過ごせて良かったです。
感謝感謝です。

最後に、案の定マイナビの袋をぶら下げ、パンフレットを片手に会場を闊歩するスーツ姿の女子の姿をちらほら見掛けたことを付け加えておきます。

最近の同人誌にはエロ成分が足りない2009年11月07日 15時46分

という話を、先日のイベントにおいてスペースの中でSちゃんとしていました。
同じような話を別の機会にYちゃんともしていたので、同世代の女性は同じようなことを感じているようです。
(僕の周りにそういう人が集まっているだけなのかもしれませんが・・・)

脱いで、入れて、出せばそれがエロかと言えば必ずしもそうではなくて(それだけなら単なるリビドーの表出)、そこに到るまでの経緯や、二人が何を想って交わっているのか、眼差しや息遣いまで含めてトータルでエロスは構成されるものだと思います。
安っぽい表現で一言で言えば、内面の表出、ということになるんでしょう。
殊にパロディの場合は、本来そういう関係にない二人が、やむにやまれぬ想いに駆られて身体を重ねているわけですから、そこのところがちゃんと描かれてないとエロスがにじみ出てこないのです。
(もっとも、ただリビドーを吐き出すだけでも、人格が崩壊するくらいまで徹底的にやればすごいエロスだと思います)

絵柄の点で言えば、線が色っぽくないっていうのがありますね。
最近の若い人の絵は上手いし、デッサンも正確なんですが、見栄えは良いけれども肌の質感とか温もりはまるで伝わってきません。
やはりマンガは線の芸術ですから、線に味がないと面白くありません。
この辺はデジタル化の弊害もあるんでしょうね。

その点Sちゃんは学生時代からとても色っぽいマンガを描く人で、僕が一番リスペクトしている同人作家です。
いただいた新刊も、R-18ではないのにとてもエロくて、一番の収穫でした。

また、人妻Nちゃんと飲みに行ったときに「ち○こをちゃんと描いてないエロマンガって面白くないよね」という話をされて、激しく同意したこともありました。
特に男性が描くエロマンガって、基本的にちん○を省略しますよね。
あれはいかんと思うんですよ。
まあ自分についてるもんをあまり熱心に描きたくないってのは分かりますが、やはりエロスのためには自己犠牲(?)も必要かと。

その辺女性作家さんは丁寧に○んこを描いてくれることが多いので、読んでいて燃えますね。
学生時代から追いかけている商業のママさん作家さんのマンガは、それはもうリアルでエロいのですよ。
こうでなくては!と思います。

・・・掃除も洗濯も終わってヒマだからって、オレは何を書いてるんだ、白昼から。
秋の青空はどこまでも高いですねえ・・・。

【財津さん】NHK「SONGS」第2回2009年11月07日 15時49分

仕事やら飲み会やらのおかげで今日やっと見ることができました。

2回目は小田さんから提供受けた「手紙にかえて」がフューチャーされました。
世間的にはライバル関係にあるように見える二人ですが、意外にも昔から仲が良く、若いころはゴルフに行ったりもしていたようですし、最近も小田さんのテレビ番組に出演したり、イベントで競演したりしています。

小田さんが作詞・作曲した「手紙にかえて」は、一発で小田さんの曲だということが分かるくらい特徴的な歌ですが、財津さんであればもっと自分に引きつけた歌にすることもできたはずであって、そこが少し疑問だったのですが、番組を見て納得しました。

あえて小田さんの歌い方をトレースしていたんですね。
道理で全体的にフレーズが財津さんらしくないと思っていたんですが、意図的なものだとは思いませんでした。
自分の我を入れて小田さんの世界を壊さないようにするというのは、大人のアーティストの余裕なんでしょう。

番組中小田さんが財津さんに当てて書いた直筆の手紙が出てくるんですが、意外にも丁寧でかわいい感じの字なのにびっくり。
イメージからすると悪筆という感じなんですが、やっぱり基本はおぼっちゃんなんですね。

日本橋ヨヲコ『極東学園天国』全4巻(ヤンマガKC)2009年11月11日 00時21分

少し前の日記で日本橋ヨヲコが現在連載中の『少女ファイト』の話をし、その際に『極天』にもちらっと触れたのですが、それ以来すっかり気になってしまったので、久しぶりに再読しました。

やっぱいいわ。
魂が火照ってくるわ。
「アツく生きなきゃ」って気にさせられるわ。

とにかくネームが良いんです。
ホントはいけないんでしょうがちょっとだけ引いてみると、

「女には絶対男の気持ちはわかんねえ。だからもうそれは、泣くしかないんだ。でも、それがまた女の胸の中だったりもするからわけがわかんなくなる。でも1つだけわかんのは、最後には女が男を抱くんだろうってことか」

「変えてやるよ、お前の体。ぐちゃぐちゃ考えんなよ。オレのこと好きんなれよ」

「冬みてえに生きても、来たじゃん、春」
(ちなみに、僕はこの科白のくだりでいつも激しく泣きます)

「信じてるものを守るためならなんだってできる。大丈夫、たましいは腐らないよ」


醒めていることが美徳の最近の若い人にとっては、ウザイだけかもしれませんね。
でも僕は常に熱を帯びて生きていたいと思うので、この作品は着火剤となってくれます。

BDイベント直前にして、ぐんぐんテンション上がってきたなあ!

【みのりん】MINORI'S BIRTHDAY vol.2@横浜BLITZ2009年11月22日 19時48分

今回のイベント、みのりんの誕生日をお祝いするというのはもちろんですが、僕にとっては皆さんと一緒にDaiConでお世話になったPaulineさんと Danieさんを歓迎してお二人に少しでも日本での滞在を楽しんでいただくというミッションがあり、鬱陶しいくらいみっちり気合いを入れて臨みました。

前日の土曜日は普通に出勤。
とはいえさすがに定時そこそこに切り上げ、可及的速やかに横浜へ。
なにぶん横浜という場所にはほとんど縁がないため、会場周辺は元より横浜駅周辺を綿密に踏破して、様々な事態に対応できるように作戦を練った上で、23時過ぎに会場そばのスカイビル内のカプセルホテルにて就寝しました。

当日は4時半起床、ひとっ風呂浴びて出立し、5時に現地着。
何しろここから7時間の長丁場ゆえ細かく書くと長くなるので、要点を二つ。

・若えやつらがちっとも来やしねえ
・10数年ぶりにやったUNOが思いの外楽しかった

前者はともかくとして、後者は格好の暇つぶしでした。
いい歳こいた大人たちが良く晴れた秋の空の下で、車座になってUNOに興じている姿なんてのは滑稽以外の何物でもありませんがね・・・。

生まれて初めて、物販開始とほぼ同時に買えるという体験をしたわけですが、これはなかなか気持ちがいいものですね。
とはいえ、なかなか代償も大きいので、そうそうやろうとは思えませんが(・∀・)。

さて、今回のグッズの一番の目玉はやはりカレンダーなわけで、さっそくAYAさんが屋外にもかかわらずご開帳されたわけですが・・・。

・・・うん、確かにこれはすごいね。
いささか部屋に飾るには躊躇われるものがあるような、無いような。
でも、写真としては僕はとても良いと思いますよ。

物販終了後にマレーシアのお二人と落ち合うことになっていたので、DaiConの青いフラッグを持って物販列のあたりをウロウロしていたら、一般の人に、「先頭はもう来ましたか?」と聞かれ思わず(・_・?)
横浜国際女子マラソンの応援の人と間違われました(*゚ー゚)>。

Paulineさんから僕の携帯に「横浜駅で待っている」というコールが入り(もちろん英語で)、さっそくあらかじめ僕が駅で落ち合う場合に指定した場所に向かうことに。
携帯で英語で喋るなんて初めての経験でした。

無事お二人と合流した後に向かったのはパセラ。
せっかく日本にいらしたのですからここはオタカラを体験してもらわなければなりません。
黒丸だんごさんのご活躍によって「Lush March!!」も入っていることですしね。
(もちろんみんなで旗振りましたよ)
裏声で死にそうになりながら歌う「under Mebius」や、全世界におなじみのナオキさんによる「ハレ晴れユカイ」など、みなさんの渾身のパフォーマンスにお二人とも大爆笑でしたw。
(個人的にはむすび丸さんがずっとカメラを回していたのが気になっていましたがw)

ここでPaulineさんからお土産を頂戴したのですが、これがちょっと大変ヤバイものでして・・・。
もちろんそれが何かを公開するわけにはいかないのですが、とりあえず
絶対領域ーーーーヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ!!!!!
ということで。

僕は2階でしたし、お二人も1100番台だったので、16時過ぎに会場入り。
一応僕がお二人を案内したのですが、会場のスタッフに思わず「Excuse me」と話しかけて思いっきりヘンな顔をされてしまいましたw。

ライブハウスとしては大きいですが、コンサートホールよりは小さいので、2階でもそんなに距離は感じません。
特に宝塚が好きな僕はオペラグラスを覗きながらの鑑賞には馴れているので、はっきりみのりんと瀬野さんと斎藤さんの表情をとらえることができました。

基本はみのりんと瀬野さんの1対1。
司会者付きのイベントも良いですが、やはりマネージャーさんの司会というのはほのぼのとして良いですね。
瀬野さんがまた良い味出してますし。

去年はみのり号との邂逅だった「おもいでめぐり」特別編は、何とみのりんと瀬野さんの富士登山。
みのりん大丈夫なのか?とちょっと思ったんですが、とんだ杞憂でみのりんはひょいひょいと登っていってしまいます。
一方の瀬野さんは、カメラを手に(;´Д`)ハァハァ
軽く高山病を起こしたらしくものすごい息遣いで、見ていて気の毒になるほど。
端から見たらどんな変態さん?って感じだったでしょうが。

ま、これで来年の夏の予定が一つ決まりましたね。
富士登山合宿、やりますよヽ(`Д´)ノ
春になったら少し鍛えないとね。

後半のライブパートに入る準備時間に、なんと新曲『PRECIOUS ONE』のPV全曲公開。
ええ、もちろんマジ泣きしましたよ。
僕は基本的に女性目線のラブソングって嫌いなんですが、こだまさおりさんの詞には心惹かれて止みません。
良い歌ですね。
年間ベストソングの最右翼です。
映像もきれいで、すっかり心奪われました。

ライブパートはキャラソン祭り。
以下セトリです。

1 Greed's accident
2 CRESCENDO
3 Only Lonely Rain
4 カレーのうた
5 桜舞うこの約束の地で

正直言うとキャラソンはカバーできていないものもあるんですが、良曲多しですね。
ちょっとだけメビウスを期待したんですが、さすがに難しいですかね。

ここで斎藤さんがステージ上に登場。
(それまでは2階のバルコニーからずっとステージを見てました)
「PRECIOUS ONE」収録の曲についての解説をしてくれました。
3曲目はインカ帝国とかそんな感じの曲、とのことだったのですが、ライブ後作曲者の菊田さんがmixiボイスで苦笑しながら突っ込んでました。

斎藤さんの解説を一言で総括すると「意欲作」(by瀬野さん)
ここで斎藤さんが急にモジモジ(あれはモジモジではないと思うんですがw)しだし、何事かと思えば生で「PRECIOUS ONE」を歌って欲しいというおねだり。
我々の野太い後押しもあって、みのりんはお願いを聞いてくれてもう一度生歌で「PRECIOUS ONE」を。

もう一回改めてマジ泣きしましたとも。

バースデーサプライズは、ほっちゃんからのお祝いメッセージ。
ほっちゃんの指揮でそろいの黄色のサイリウムを振り、ハッピーバースデーの歌を歌ってみのりんをお祝いしました。
(大阪ではかおるんだったそうですね)

みのりんからのサプライズは、来年2月のアルバムリリース。
ま、これは想定内だったので、うれしかったですがビックリはしませんでした。
ツアーの発表まであるかと思ったんですが、これは大晦日までのお楽しみですかね。

そして最後の〆は握手会。
一言だけでも何か言おうと思っていたのですが、ずいぶんと流れが速いのと、みのりんの極上スマイルと手の柔らかさにあっさり全て飛びましたw。
僕の右手を両手でそっと包んでくれたんですが、ホントに柔らかかったです。
幸せな瞬間です。

アフターライブは、再びPaulineさんとDanieさんと合流して打ち上げ。
みのりんが大阪で堪能したというしゃぶしゃぶをチョイスしました。
ベタといえばベタですが、楽しんでくれたようで何よりでした。

会話は英語7に日本語3という感じでしたが、旅慣れてらっしゃる風立市長さんがリードしてくださり、非常にスムーズにコミュニケーションが取れました。
DaiConの裏話などいろいろな話ができて、本当に楽しかったです。
お二人とも奈々さんのFCイベントにも参加されるとのことなので、また是非一緒に楽しみたいと思っています。

翌日にかなりデリケートな仕事が控えていたので、慌てて帰らざるを得なかったのが心残りでした。
実を言うと、帰りは池袋で寝過ごしてタクシー代を積む羽目になったり、左膝の爆弾が炸裂してまともに歩けなくなったり、Zoffで買った台湾レインボーさんとお揃いの眼鏡(色違い)をどこかに落として無くしたり、とかなりさんざんな目にあったのですが、特に気にしていません。
それどころか、翌日は憑き物が落ちたように身体が軽く、それまでずっと感じていた熱っぽさもすっかり無くなって、久しぶりに万全な体調となりました。
土曜日の夜から身体に良いことなど一つもしていないはずなのに、不思議でなりません。
みのりんのヒーリング効果なんでしょうね。

いろいろ気を遣って動いてもらってしまった台湾レインボーさんをはじめ、当日ご一緒させていただきました方々には改めてこの場を借りてお礼申し上げます。
何度も繰り返しますが、人の縁というのはホントに不思議なもので、かつまた皆さんとお会いしてまだ一年にも満たないというのが信じられません。

来月にはカウントダウンもありますし、まだまだお楽しみはつきません。
これからもどうかよろしくお願い致します。

そして最後に、
HAPPY BIRTHDAY!! みのりん