茅原実里『Tomorrow's chance/Sunshine flower』2009年06月04日 00時22分

6/2のこと。

今日も今日とてフラフラと帰宅すると、玄関先にタワレコの包みが。
はて今日届く物が何かあっただろうか、と首を傾げつつもまさか、と胸高鳴らせて包みを開けると・・・。

『Tomorrow's chance』フラゲーッщ(゚Д゚щ)

タワレコGJ!!!
たまにやらかすときがあるけど、今回はよくやってくれました。
(ちなみに『ULTIMATE DIAMOND』は未着です。ま、同時に届かれても2枚共は聴けませんし)

で、愛機を温めてさっそくターンテーブルへ。

本当に「勁い」歌ですね。
僕はいわゆるsong of cheerは好きではありません。
それは、その手の歌は大抵歌詞も歌唱もそれらしくしているだけで、心の底からの共感を感じられないからです。
しかし畑さんの詞も、みのりんの歌も、勁くあることへの意思と共感に満ちていて、心打たれずにおれません。

勁い歌であるにもかかわらずみのりんの歌には余計な力が入っておらず、肩の力が抜けているのが、みのりんの新しい境地を示していると思います。

菊田さんもツボを心得ていますよね。
これライブで歌われたらごっそりライフ持ってかれますよ。
でも、へろへろにされるのがまた楽しみなんですけどねwww。

『Sunshine flower』も良曲。
気分はもう夏ですね。
ただ可憐なだけではないみのりんの、ここでもこれまでとは異なる一面が垣間見える歌だと思います。
それにしても畑さんの詞はつくづくすごいですね。

この曲もまた前曲を軽々と越えてくれました。
いやはや、ファンとしてはついていくのが大変、まさにうれしい悲鳴です。

それだけは勘弁してください2009年06月04日 23時45分

僕の職場では毎年夏に「納涼祭」を行っています。
これは従業員やその家族のみならず、お取引様や近隣の方との親睦を深めることを目的に行われ、工場の敷地内で焼そばやらフランクフルトやらかき氷などの屋台を出し、大型トラックの荷台を舞台にしてカラオケ大会なんかもやったりして、毎年大いに盛り上がるのです。

本来楽しいイベントなのですが、総務担当者である僕は現場監督として、数日前から準備を始め、当日も朝から20時過ぎの終了まで工場中を飛び回りまくり、上司のご機嫌を取り、お取引先にお愛想を使い、おばちゃんたち相手に軽口を叩き、終わったときにはへろへろになる、そんなイベントです。
(祭りの最中はマスコットとしてちゃんと浴衣を着るんですよ。ただ、雪駄履いて走り回るのがまた疲れるんですが)

この納涼祭、例年は8月下旬に行われるんですが、今年は8月に工場の移設などがありそんなことをしている余裕はないので、やっても9月に入ってから秋祭りみたいな感じでやるようだという話を上司としていたので、すっかり安心をしておりました。

今朝何気なく雑談をしていると、先日の製販会議の場で、工場長が納涼祭をやる気満々であることを明言した、という話になりました。

僕「え~。ま、そらいいですけど、いつやるんですかね」
同僚「8月22日だって」

( ̄□ ̄;)!!

いやいやいや、それはまずいでしょう!
いや、・・・ええ!?
だって、ねえ?

アニサマにみのりんが出るんですよ。
みのりんの歌に会いに行く大事な日なんですよ。
それはないわ~。

こうなったらもう闘うしかないですよ。
9年と2ヶ月のサラリーマン生活で培った手練手管の限りを尽くして、工場長を籠絡せねばなりません。

入社40年目、執行役員工場長 VS 入社10年目、ヒラ総務課員

何だかレベル一ケタでローラ姫を助けに向かうぐらいの戦力差ですが、勝ち目がなくはないのです。
一昨年、アメリカ研修で僕がいないという理由で綿々と続いてきた慰安旅行が中止になりましたから、この流れに持って行けば勝てるはずです。

みのりんをかけた闘いの行方は?
乞うご期待!

いっそオレは死んだ方がマシ2009年06月06日 01時29分

オレに相応しいのは河口湖じゃなくて樹海の方だって話ですよ。

久しぶりにオレはいっぺん死んだ方がいいと思いましたね。
とは言いつつも死んじゃ元も子もないので死にはしませんが、まあテンションだだ下がりですよ。
何にもする気がおきません。
布団被って寝るしかありません。

こんな状態でも、明日は本社に行ってシビアなミーティングやって、はねた後は懇親会という名の飲み会に参加せねばなりません。
マジで今のテンションではムリ!
でも行かなきゃいけないのが渡世のしがらみってヤツでして、・・・ハァ、ホントに死んでしまいたいわあ。

ハァ・・・。
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財津和夫「Live & Talk」@熊谷文化創造館さくらめいと2009年06月14日 23時04分

待ちに待った至近距離で財津さんを見られる日。

この日のチケットは、ヤフオクで壮絶なる競り合いの末ようやく手に入れた物でした。
最前列なのでやむを得ないとは言え、定価の4倍を超えました。
2枚連番がばら売りされており、もう一方(つまり僕の左隣の席)も、当然ながら同様の競り合いとなっておりました。
席に着いてみると、そのお隣さんは僕より10歳ほど年上と思われる女性。
僕と競り合った人も評価が一ケタだったことを考えると、そんなに頻繁にオクを利用するわけではない、大人の女性だったのではないかと思います。

間近で見る財津さんは、本当にカッコ良かったです。
身長は180近く、中年太りと薄毛とは全くの無縁、見事なロマンスグレー。
ヘンに若ぶったりはしないけれども、枯れてもいない。
これが「男」の最終形なんだろうな、とつくづく思いました。

右隣の席がお母さんに連れられた小学校に上がるか上がらないかぐらいの女の子で、その様子が財津さんとしても気になるようで、頻繁にこちらを見るんですね。
眼が合うこと合うことw。
そのたびにドキドキしました。

今回はかなり弾き語りが多く、ギターを抱えて歌う姿がこんなに様になる人は他にいないな、と思ってほれぼれと見ていました。
『けいおん!』で歌う唯や澪を見ても心ときめいたりはしないので、やっぱり僕は変態なのかもしれませんw。

選曲はしっとりとした大人のラブソング三昧。
特にチューリップ解散後ソロになってからの曲が多く、大好きな「君の指」や「誰が許すの君のわがままを」を聴けてすごくうれしかったです。

年齢を重ねて若い頃とは違った魅力をたたえた財津さんの声で様々な恋が歌われるのを聴いているうちに、久しぶりに「恋がしたいな」と思いました。
雑事に忙殺される日々の中、「色恋沙汰なんて今さらめんどくせ」などとうそぶく昨今ではありますが、10年前、とは言いませんが、6・7年前ぐらいのように、「恋をしてるときのテンションって良いよな」なんて気になりました。

財津さんは本当に自然体にライブを楽しんでいました。
途中、客席からリクエストが飛ぶ「ハプニング」があったのですが、セットリストにはない「魔法の黄色い靴」「虹とスニーカーの頃」「私のアイドル」を4小節だけ、即興で歌ってくれました。
会場は大盛り上がりでしたが、財津さんは「4小節でこれだけ拍手もらえるんだったら全曲4小節ずつで」なんてジョークを飛ばしたり。
ここ最近はもっぱらみのりんや奈々さんのライブで飛んだり跳ねたりしている僕ではありますが、心の故郷(は大袈裟かもしれませんが)は「ここ」だよな、としみじみ思いました。

なんかいろいろな意味で胸が「キュン」となった状態で、籠原駅へ向かう無料シャトルバスに乗り込んだのでした。

物語の力2009年06月15日 23時43分

ひたすらグイン・サーガを読み継いでいます。
貪り読んでいる、と言っていい状態だと思います。
こんなに必死になって活字を漁るなんて、何年ぶりでしょう。

久しぶりに「再会」する登場人物たちを、自分でもびっくりするほどよく憶えています。
グインは元より、イシュトヴァーン・マリウス・ヴァレリウス・スカール・カメロン・グラチウス・・・場合によっては10年以上も前に読んだエピソードであっても、つい先日読んだばかりであるかのように鮮明に思い出せます。
104巻にいたって、実に久しぶりに登場する女性がいるのですが、彼女のこともよく憶えていました。

いずれも思春期を共にした「仲間」であり、いわゆる旧友がそういう存在であるように、彼らもまた無沙汰をしても顔を合わせればすぐに馴染みになる、そんな存在です。

久しぶりに、本当に久しぶりに、中学生の頃のように胸を高鳴らせながら本を読んでいます。
続きが待ち遠しくてたまらない、もう寝ないと明日がキツイのが分かっていながら止めることができない、そんな状態です。
大人になってもそんなドキドキを失いたくない、と子供の頃はしかつめらしく思ったりしていましたが、まあ大人になってないだけなんでしょうね。

まだ20巻以上既刊は残っているので、まだまだこのドキドキを楽しむことはできるのですが、作者が亡くなられてしまった以上、ぷっつりと終止符が打たれるときが来ます。
そのとき、物語がどのような展開を迎えているのかは分かりませんが、おそらく大変な喪失感を味わうのでしょう。
考えたくもありません。

いずれにせよ、今はただ、いとも簡単に日常からファンタジーの世界へと連れ去ってくれるこの空前絶後の物語を楽しむばかりです。

一つ問題があるとすれば、読書に歌は邪魔になるので、みのりんも奈々さんもここ数日全く聴いていないことでしょうか。
(その代わりに、メンデルスゾーンやらシューマン、ワーグナーと言ったロマン派の音楽ばかり聴いています)