がんばれ!中学受験生2009年02月02日 22時48分

といっても、天王山は過ぎてしまいましたが・・・。

僕が中学受験をしたのももう19年前の話、月日が経つのは本当に早いもんです。
前日関東地方にしては結構な雪が降り、2/1の朝は家から駅までの道のりを文字通り滑らないように慎重に歩きました。
(まだ早朝で、ほとんど足跡の付いていない白い道だったのを憶えています)

しかし、(まだあるのかは知りませんが)四谷大塚の「合不合判定テスト」(要は模試ですね)では第一志望校は完全に安全圏だったにもかかわらず、あえなく滑ってしまいました。
ただし、その学校は開成の滑り止めも兼ねていたため、2/3にも二回目の試験があり、そちらの方で無事合格。
4年生から始まった僕の中学入試は、どうにかめでたい形で終了しました。

大学入試は来年がありますが、中学入試はそれがありません。
失敗すると本人以上に親のダメージが大きく、冗談事でなく家庭不和の原因となりうるので、子供にかかるプレッシャーはハンパではありません。
ありとあらゆる側面で、12歳の子供には過酷だと思います。

今の世の中、偏差値の高いいわゆる「良い」学校に行ったところで良い就職先に恵まれるとも限らず、昔に比べて「割に合う」確率は低くなったとは思いますが、それでも少しでも明るい未来を迎える可能性を高くしてやりたいというのが親心なんでしょうね。

2/4にはほとんどの学校の合否が判明し、笑顔と涙の明暗が分かれます。
経験者として、特に天国と地獄の両方を味わった身として、無理と知りながらも、頑張ったみんなが笑顔になれることを願って止みません。

余談ですが、NHKのニュースで、今日入試があった僕の母親の出身校であるミッション系の女子校の様子が映りました。
受験生への案内があったのですが、全部「○○しなさい」という命令形で書いてあるんですね。
「○○してください」じゃないんだ・・・。

さすが、母親の在学中に創立100周年を迎えたような学校は違います。
(ヘボンが創立者の一人だっていう学校ですからね・・・)

伝統あるミッション系女子校というと、「ごきげんよう」だとか「タイが曲がっていてよ」みたいな世界を想像しがちですが、現実は真逆で、制服はなくて私服、しかも母親が在学していた全共闘全盛期には、女子校なのにロックアウトがあったというリベラルすぎる校風の学校のようです。
僕の母親も、目の前で息子が18禁BL同人誌を読んでいても何も言わないリベラルすぎるひとですからね、それも頷けます。

コメント

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