【雑記】2011年を振り返る・その②:楽曲編2011年12月25日 23時03分

楽曲、という切り口で考えても、今年は真綾に始まり真綾に終わった年でした。
『You can't catch me』で新年早々KOです。
「eternal return」のイントロが始まった時点でのけ反り、歌が始まった時点で全身に鳥肌が。
歌詞がまた僕のスイートスポットをど真ん中からぶち抜き。
真綾っていつからこんな詞を書くようになったんだろう、とただひたすらたまげるばかりでした。

このアルバムは、音楽的に素晴らしいのは言うまでもないとして、真綾であれ他のクリエイターであれ歌詞が素晴らしく、歌詞を重視する僕としてはたまらないものがあります。
「キミノセイ」なんかもたまらないです。

シングル2枚も素晴らしい出来でした。
「Buddy」は、ストリングス&打ち込みというコンセプトがもろに被ったこともあり、同日発売の「TERMINATED」を完膚無きまでに打ちのめした感があります。
ユーミンの節回しが十二分に生きた「おかえりなさい」も、じんわりと胸にしみる良曲です。

『Driving in the silence』は、ダメを押すように格の違いを見せつける作品となりました。
「Sayonara Santa」では震えが止まりませんでした。
「極夜」「誓い」も心を掴んで離さない、凄まじい歌です。
真綾がMCで言っていた通り、冬が来たら何を措いても聴きたい1枚です。

グランロデオの『SUPERNOVA』も期待を裏切らない良盤でした。
まっさらな新曲はあまりなかったものの、タイトルナンバーや「背徳の鼓動」など、ライブでも聴き映えのする名曲です。

シングル『愛のWarrior』も、タイトルナンバーも良かったのですが、特にC/Wの2曲が世界観の広がりを感じさせる良曲で、繰り返し聴いています。

小田さんが久し振りにアルバム『どーも』をリリース。
前作「そうかな」もそうでしたが、小田さんのすごいところは、タイアップ曲の寄せ集めなのに世界観が統一したアルバムになるというところ。
『どーも』も、『獣医ドリトル』や『ジーン・ワルツ』や『めざましテレビ』のテーマがごちゃ混ぜになっているのに、アルバムとして一貫しており、それだけ歌が持つ力が強いということになるのでしょう。

新規では、まず『世界一初恋』1期のOP「世界で一番恋してる」。
基本的に僕は男性ボーカルの甘々なラブソングが何よりの大好物なわけですが、喜多修平くんの衒いのないストレートな歌唱は好感が持てます。
ANIMAX MUSIXで見せたライブパフォーマンスも堂に入っていましたし、推せます。
落ち着いたら、アルバムを聞き込んでみたいと思います。

そして、一番の収穫はUNISON SQUARE GARDEN。
タイバニのOP「オリオンをなぞる」で彼らを知ったわけですが、あのボーカルは好きすぎる。
系統としては財津さんと全く同じ、力強いのにふんわりソフトという相反する特長を兼ね備えていて、完全にツボです。
サウンドもキラキラしてるし、田淵さんの詞の感覚も好き。
アルバム『Populus Populus』は飽きずに聴きまくっています。
ライブパフォーマンスも素敵で、来年のライブ次第ではガチでハマる予感がします。

みのりんは、「がんばりましょう」ですね。
来年のアルバムが一つの正念場のような気がします。