【坂本真綾】LIVE TOUR 2011 “You can’t catch me”@Zepp Fukuoka2011年03月19日 18時23分

※通常の生活が送れる人間は精神的にも通常の状態に戻らないと社会全体がおかしくなってしまうと思うので、日記も通常モードのものをしたためていくことにします。

自分のことを「坂本さん」と呼ぶ真綾にちょっとときめくのです。

公演日はまさに震災当日。
ホテルでじっとしていようかとも思ったのですが、僕が福岡のホテルの部屋でじっとしていたところで何の解決にもならないし、それは単なる自己欺瞞にすぎないので、当初の予定通りライブに参加することにしました。

会場のしつらえは、一番低い、広いスペースに椅子が置かれ、後ろの1段目、2段目が立ち見という形。
立ち見300番台ながら2段目の柵が取れたので、ステージ視界オールクリアで非常に快適でした。

精神状態が不安定だったので、のっけからパフォーマンスにのめり込むというわけにはいきませんでしたが、それでもすぐにステージに引き込まれていきました。
初めは真綾の歌の力に圧倒されるのかと思いきや、気持ちよさそうに歌う真綾にひたすら酔わされるステージでした。
真綾の歌に満ちた空間にいられることの幸せをかみしめていました。

もちろん跳んだり跳ねたり折ったりwするライブではないものの、後半のラッシュでは煽られ、滾りました。
みのりんのライブと違って頭にかーっと血が上るのではなく、身体の芯からじわーっと熱くなる感じ。
会場全体でのクラップやコーラスも楽しかったです。

バックバンドはCMBとはまた違う雰囲気。
佐野さんのドラムはやっぱり変態w。
その他のメンバーも腕自慢の実力派で、格好良かったです。
着替え中のインストは真綾の楽曲をジャズアレンジしたピアノトリオ(ピアノ・ウッドベース・ドラム)。
これまたうっとりと酔わされたのでした。

舞台演出も凝っていて、金もかなりかかっている感じ。
クオリティが高いのは素晴らしいことですが、これでちゃんとペイするのかしら、と余計な心配が頭をよぎりました。

ツアーパンフは、ボリュームがあって、ファンならマストなグッズ。
真綾がアルバムのミックスダウンにまで関わっていることを知り、びっくりしました。
その中の真綾のインタビュー記事に、実に示唆に富む言葉が載っていました。
「毎日同じセットリストでやったって、毎日スペシャルだって思わせるライヴが出来ないと、長いツアーは出来ないんじゃないかと思う(笑)」
僕も全くそう思います。

ライブで聴くことによって新たな発見をし、CDを聞きかえして歌の持つ意味に新たに気づく。
真綾がインタビューでそうありたいと語っている通りのライブです。

コメント

_ manicure ― 2017年05月04日 20時05分

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