【みのりん】Key for Defectionツアー@Zepp Sendai2011年02月13日 20時10分

※ネタバレ要素を多数含みますので、閲覧にはご注意ください。

全体的な感想からいうと、みのりんのライブで初めて「余裕」と「迫力」を感じました。
言うなれば、奈々さんや真綾が身にまとっているような。

みのりんのライブというと、みのりんが「頑張って」いる姿が思い浮かびますが、この日のみのりんはホールを支配していました。
歌うことで一所懸命、というのではなく、歌うこと、歌を聴かせることを楽しんでいました。
えらそうなことを言えば「成長」ということになるのでしょう。
Contactツアーの、いっぱいいっぱいに近かったみのりんを知っている身としては、非常に感慨深いです。

セットリストに関しては、いちいち列挙はしません。
ただ、神セトリだったとだけ。
最近は「神」という言葉も安売りされて、ちょっといいくらいのレベルでも神呼ばわりされるご時世ですが、今回のセットリストは本当に素晴らしいものでした。

個人的には、「FUTURE STAR」に大歓喜。
この曲、本当に大好きなんです。
パラロスより好きなくらい。
後ろが女性専用エリアで、真後ろの人とは距離があったので、思いっきり腕を振りかぶってUO振り回しました。

そして「too late」。
まあ、ガチ泣きで安定。
あの歌詞は本当にダメなんです。
こんな歌が生まれた奇跡に感謝する他ありません。

「Love Medicine*」のアコースティックバージョンでも涙を抑えられず。
歌への愛と完成度の高さに脱帽です。
サビのところでは、こっそりいつものフリをやってましたw。

「トモチャン」で泣くとは自分でも意外。
元々歌詞はちょっと淋しい感じだし、Paradeツアーでもこの曲からのラッシュでライブが終わるので淋しい気持ちになりましたが、泣きはしませんでした。
しかし今回、みんなが一糸乱れず旗を振る姿を見て、溢れるものを抑えることができませんでした。

一つだけ難を言えば、「ベスマ」のフリはオルスタでは厳しいと思います。

みのりんがあまりにも堂々としていたからか、すごく涙もろかったですね。
自分でもライブでべしょべしょするのはいいことだと思っていないんですが、「too late」で泣かないのは無理で、かつ年齢のせいで涙腺がゆるゆるなものだから、なんか同じことを繰り返してしまいそうです。

いろいろな意味で大変なんですが、やっぱり全公演参加にして本当に良かったと思わせてくれたライブでした。