【みのりん?】お揃いの眼鏡2009年11月30日 22時47分

先日みのりんのBDイベントの帰りに、せっかく買った眼鏡を無くしてしまったことに腹を立てていまして、昨日新宿に出掛けてついでにルミネのZoffでまた眼鏡を2つ買ってしまいました。

1つは、財津さんが掛けている老眼鏡に似た黒縁で細めの長方形のもの。
もう1つは、もちろんみのりんとお揃いのもの。
初めにかけたときはさすがに似合わないと思ったのでやめたのですが、もうこうなった
ら似合うとかそういう問題ではありません。
ただ、さすがにそのままでは何なので、レンズに色を付けてサングラスにしました。

で、掛けるとこうなります。



「お、ちょも、なかなか似合うじゃないか」
「ぷ~」
「なんだ、何が不満なんだ?」
「カヤハラとお揃いのメガネなんて掛けたくないぷ~」
「こら、そんなよそのお宅のヒューマノイドインターフェースみたいなことを言うんじゃありません。め!」
「ぷ~」

こんなことやってますが、夜は二人仲良くベッドで一緒に寝てるんですよ♪

【財津さん】残念だ2009年11月30日 22時51分

財津さんがほかのアーティストに提供した曲を集めたアルバムが出るというのですが・・・。

http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A004616/VICL-63504.html

どうして藤崎詩織の『教えてMr.Sky』が入ってないんだ!

れっきとした名曲だと思うんだけどなあ。
財津さんは松田聖子に『チェリーブラッサム』『夏の扉』『白いパラソル』を提供し、3連続オリコン1位を獲得して人気を確立させた立役者であり、この手の曲のオーソリティーでもあります。
この曲も実にキャッチーなメロディで、非常に耳になじみやすい仕上がりとなっています。

念のため補足しておくと、藤崎詩織は初代『ときメモ』のラスボス、もといヒロインであり、後にアイドルデビューを果たしました。
そのデビューシングルが森雪之丞作詞・財津和夫作曲の上記曲であり、C/Wも尾崎亜美作詞作曲という豪華な組み合わせでした。
(当時からどうして財津さんがこの仕事を受けたのか不思議でなりませんが)

あまり一般には知られていないことかもしれませんが、誰でも知っている『切手のないおくりもの』も財津さんの作詞作曲です。
みのりんと組んでくれたりしたらひっくり返りそうな名曲が生まれると思うんですが、まあ難しいでしょうねえ。

そういえば、福山雅治が歌う『青春の影』も入ってないですね。
彼に

君を幸せにする それこそが
これからの僕の 生きるしるし

なんて歌われたら、世の女性はみんな悶絶死しちゃいますよね。


財津和夫『ふたりが眺めた窓の向こう』2009年11月30日 22時52分

先月のリリースラッシュのレビューをさぼってしまっていたので、ぼつぼつしたためていこうかと。

財津さん8年ぶりのオリジナルアルバムは、全曲ストレートなラブソング。
しかも若い頃を振り返って、ではなく、現在進行形の気持ちが歌われています。
会えない恋人を思う歌、喪った恋人を思う歌、去っていった恋人を思う歌、恋人と身体を交わす歌etc。
フレーズ一つ一つに共感と感動を覚えます。

恋人に会えないもどかしさは「まるで地球がふたつあるみたい」と歌われるのですが、わかるなあ、と思わず頷いてしまいます。
一方で、セックスをしているときは逆に想いを言葉で聞かせてほしいとせがむ。
このあたりは大人の恋の機微だと思います。

何より僕の心に響いたのが、

愛してる理由は 言いたくはない
ときどきそれは さよならの理由になるから

という一節。
ショックでしたね。
やっぱりそうなんだなあ・・・、と少なからず歌を聴きながら凹みました。

小田和正さんが楽曲を提供しているのが目玉の一つでもありますが、小田さんは相手が誰であろうが自分が歌うような歌しか作らないので、その上財津さんも小田さんの歌い方をトレースしているので、ふつうに小田さんの歌を財津さんが歌っている、という感じです。

全体的にかなりキーは高く、若い頃とは違う深みの増した美しい声を堪能できます。
録音が素晴らしいのもうれしい限りです。
みのりんの録音もこの3割でいいから音がよければもっと楽しめるのに、と思います。

詞・声・メロディが三位一体になってこその歌であることを改めて実感させてくれるCDです。
これからもずっと大切に聴いていきたいと思います。

【GRANRODEO】『BRUSH the SCAR LEMON』2009年11月30日 22時53分

前2作も名盤でしたが、それを上回る名盤です。
マッシブなパワーはそのままに、深みを増した印象があります。

僕は元々あまりロックが好きではないのですが、ロデオさんには惹かれるのは、ひとえにきーやんの声が素晴らしくすてきなのと、飯塚さんのセンスが半周時代遅れだからだと思っています。
飯塚さんのセンスはやっぱり20世紀のそれであり、それが僕にとってはしっくりくるのです。
(ライブ会場のオーディエンスを見ても、結構年齢層は高いような気がします)

ベストトラックを強いてあげれば、「21st CENTURY LOVERS」ですが、この曲が一番懐かしい香りがします。
ガンちゃんのドラムがまた泣かせるんですよね。
前奏や後奏でのタムの連打が最高です。

今日の夕方は渋谷でインストアライブ。
どんなアツい祭りになるのか、楽しみで仕方ありません。

【GRANRODEO】3rd アルバム発売記念ライブ@渋谷タワーレコード2009年11月30日 22時54分

結構な倍率であったらしい招待イベント(400名限定)に当選すること自体が奇跡だというのに、66番という良番という二重の奇跡で、今年のチケット運をここですべて使ってしまったんではないかという気すらしています。

さて、タワレコの地下にあるSPACE ONEは店舗の中とは思えないほどのかなりしっかりしたライブスペース。
とはいえ最前列とステージはほぼゼロ距離なので、僕が陣取った3列目からでも、きーやんとは1メートルほど、ドラムのバルさんとも3メートル程度というちょっとあり得ない近さ。
会場に入った時点で神イベの期待が高まります。

前半はお二人によりトークショー。
司会進行はランティスのプロモーション担当としておなじみの鈴木さん。
(鈴木めぐみさんなので「すずめちゃん」とお二人は呼んでいるようです)
他にも違うアーティストさんのイベントで見かけたランティススタッフの顔をちらほら見掛けまして、何だかそのうちいろんなランティス社員と顔見知りになってしまいそうです。

トークの中心はもちろん『BRUSH the SCAR LEMON』の制作秘話。
一番最初に決まったのがアルバムのタイトルであること、突貫工事と言うにふさわしいタイトなスケジュールであったこと、「これぞ」という曲ができてもえらい人から「もうちょっとマシなのを」というだめ出しがあったこととか、いろいろなおもしろい話が聞けました。
(えらい人的には、ちょっとダークで切れ味鋭いロックがロデオさんらしいということらしいです)

僕のお気に入りの「21st CENTURY LOVERS」は、飯塚節全開の一曲だとのこと。
妙に納得しました。
ちなみに、曲名の由来は、スケジュールに追われてやっとの思いで作った後に見にいった『20世紀少年』だそうです。

トークの最後に、開場前に配られた「あなたが今磨きたいものは何?」というアンケートの回答が紹介されました。
すると、のっけから「飯塚さんのギャグセンスを磨きたい」という答えで、場内大爆笑。
まさかのダメ出しに飯塚さんはちょっとショックを受けた感じで、きーやんも「うちの飯塚にダメ出しですか!?」とちょっとうろたえた様子。
回答した方、GJでした。

後半はベースの滝田さん、ドラムのバルさんを迎えてのライブパート。
セトリは次の通りでした。

BRUSH the SCAR LEMON
カナリヤ
ロンリーファイター
シャニムニ
modern strange cowboy
21st CENTURY LOVERS

ライブ中は、きーやんは見たい、でもバルさんの動きがすごいことになってる、うわ滝田さんが前出てきた、という感じで視点が定まらず、眼があちこちに飛びまくっていました。
ドラム好きとしては、バルさんのあり得ないスティック捌きに目を釘付けにしたいところなんですが、きーやんとはばしばし視線が合うし、ホントに眼が疲れました。
(生まれて初めて至近距離でドラムの演奏を見ましたが、とりあえずすごいという言葉しか見当たりません)

バルさんといえば、二人の陰謀でツアー中に「女性のストライクゾーンが12~14歳」というキャラを定着させようということになったそうですw。

どの曲もすごくよかったんですが、この日が初出しだったという「ロンリーファイター」は最高でした。
ツアーでは息切れするぐらい飛びまくること確定です。
早速サビのwow wowのコールも息が合ってました。
飯塚部長の熱演にも期待www。
「21st」も生で聴くとさらに良かったです。
ツアーで聴いたら泣いちゃうかも。

きーやんが「もうこれでツアーはいいや、とか思うなよ」というぐらい大満足なイベントでした。
もちろんそんなことはなく、ツアーへの期待が一気に増しました。
今のところ新潟の二日目と東京のチケットは取ったんですが、もうちょっと行きたいな、とか思ってみたり。
ちょっと考えるかなあ。