マランツSA-15S2試聴記2009年06月29日 01時10分

スピーカー、アンプと買い替えたので、CDプレイヤーもアップグレードしたいと考えています。
妥当な価格帯の製品として、僕が今使っているデノンの後継機と、マランツの製品が候補として挙がるのですが、どちらがよいのか大変迷っています。
店で試聴はできますが、自宅のシステムにつないでどうか、という問題が残ります。

そこで、マランツのSA-15S2を愛用している畏友らぴさんに愛機をお借りして、自室のシステムに接続して試聴会を執り行うこととなりました。

かなりたくさんの曲を聴いたので、一つ一つ挙げていると収拾がつかないので要約すると

・解像度が非常に高いが、それぞれの音が決してバラバラにならない
・空間的な広がりがあり、奥行きだけでなく上にもよく伸びる
・低音域、高音域は輪郭がくっきりした冴えた音だが、ボーカルは練れた柔らかい音
・低音、高音共にスピード感が素晴らしい
・録音がよくないソースでも、アラを暴くのではなく、うまく料理して良い音にしてくれる

ぶっちゃけ、欠点が見当たらないのです。
それだけ素晴らしい音でした。

特に印象的だった音源を挙げると、
・マイルス・デイビス『'FOUR' & MORE』より「WALKIN'」
(トニー・ウイリアムズのドラムの疾走感に手に汗握りました)

・坂本真綾「私は丘の上から花瓶を投げる」
(まるでホールでライブを聴いているような素晴らしい音の広がりでした)

・KRAFTWERK『MINIMUM-MAXIMUM』より「DIE MENSCH-MASCHINE」
(まるでヘッドフォンで聴いているような圧倒的な音の定位感でした)

・水樹奈々「Bring it on!」
(音がこちらにぶつかってくる感じ。パワーとグルーヴ感が気持ち良かったです)

・水樹奈々「沈黙の果実」
(奈々さんが超エロい)

とにかく女性ボーカルがすごく良いです。
(代わりに若干男性ボーカルは角が取れすぎる嫌いあり)
ボーカルが引っ込み気味のみのりんの曲も、ガツンとボーカルが前に出るので大いに満足できます。

我が家の姫ことPMCのGB1iが水を得た魚のように躍動していました。
音楽を鳴らす楽しみを久しぶりに心の底から満喫できました。
というか、こんないい音をスピーカーから聴いたのは初めての体験でした。
それくらい素晴らしい音でした。
新しいCDプレイヤーはマランツで決まりです。

で、今デノンのプレイヤーで聞いているんですが、正直「君、帰ってイイよ」という気分。
長く連れ添っているので気の毒ではあるのですが、比べてしまうとあまりにもその差が歴然としています。

ぶっちゃけ、「逸品館」のサイトでSA-15S2を速攻ポチるまである(AQUAさん風w)。

壊れてる訳じゃないので今イチ踏ん切りがつかないところがあるのですが、これはアップグレードが急務だという気がしています。
でももう夏のボーナスはないしなあ・・・。
姫の月賦がもうじき終わるから、そしたらまた月賦で買うかなあ・・・。

非常に貴重で楽しい経験だったのですが、圧倒的な物欲がむくむくと湧き上がる、罪なひとときでしたw。

コメント

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