radio minorhythm 公開録音&衝撃の重大発表@CCレモンホール2008年09月14日 01時42分

ちょうど二週間前のアニサマに引き続いての生みのりん。
無料イベントだし、公録に加えて数曲歌のプレゼントがあれば御の字かな、と軽い気持ちで臨んだのですが、みのりんとランティスさんはそんなものでは済ませてくれませんでした。
詳細は後ほど。

グッズにはあまり執着がないのですが、せっかくなので限定グッズの先行販売開始の時刻である12時の少し前に会場に到着したのですが、あと15分ほどで買えようかというところまできて、全グッズソールドアウト。
僕が着いた時点で500人弱程度いたような気がするのですが、これは主催者側の予想を上回っていたのでしょうか。
テンションが下がるほどではなかったのですが、それでもちと残念。
個人的には、『オーディオアクセサリー』誌を熟読するいい時間が持てたので、それなりに有意義ではあったのですが。

座席はランダムとのことでしたが、7列目のド真ん中をゲット。
確かに250番台という整理番号よりはいい席だったような気がします。

トークの内容はネタバレになってしまうので、割愛します。
実際の番組でお聞きいただければ。

みのりんの部屋をイメージしたセットにはムクや藤岡(もちろんぬいぐるみの方)がいて、可愛かったです。

詳細はこれもネタバレになるので割愛しますが、3曲ギターの弾き語りを披露してくれました。
路上ライブをやっていただけあって、ギターの腕は確か。
みのりんオリジナルの曲も披露してくれたのですが、その中の一曲では、今までのみのりんのイメージとは異なるかなり芯の強いボーカルを聴かせてくれました。
だいぶボイトレで声を鍛えているとのことでしたが、確実に声のレベルは上がっています。

非常に和気藹々とした雰囲気の中、約一時間で公録は終了。
照明が落ち、みのりんが下がり、セットが片付けられると、何やら座談会のような形で長机と椅子がセットされている様子。

はて何が始まるのやらと思って見ていると、ステージ背後のスクリーンに何やら映像が。
これまでリリースされた作品を一枚ずつ振り返っていき、そして・・・。

11月26日、ニューアルバム『Parade』発売!

それからアルバムのメインテーマとなる「voyager train」のPVを贅沢にも全曲披露。
弾けるような疾走感と複雑に絡み合うメロディライン。
全身に鳥肌が立ちました。

ここからはみのりんと作品を作り上げているスタッフさんたちを交えての、ニューアルバム発表会見。
出席者は、斎藤プロデューサー、小島デザインプロデューサー、作編曲の菊田大介さん、作詞の畑亜貴さんの4人。

みのりんと斎藤Pから、このアルバムのコンセプトについて。
『Contact』ではみのりんがファンに対して「接触」をしていく形だったが、新作はみのりんを先頭にした「パレード」のようにファンもそれに参加して一つの温かい世界を作っていくことを目指しているとのことでした。
『Contact』は制作側のお仕着せの側面が強かったそうですが、今作はコンセプトデザインの段階からみのりんが深く関わり、その世界観が反映されているようです。

それはビジュアルデザインも同様で、こと音楽のみにとどまらず、トータルに茅原実里の世界を築き上げるスタンスで製作が進んでいる印象を受けました。

豪華フォトブック付のdream limited editionが@3800、通常版が@3000とのことです。
どちらにも、どちらかにしか載らない写真が入るというのは、まあ微笑ましい大人の事情といえましょう。
僕は両方買いますがね。

菊田さんはシャイな好青年といった印象。
畑さんは黙っていればきれいな大人の女性ですが、口を開くとなかなか破壊力のある方で、なるほどこの人が「詩人」も「雨上がり」も「もってけ」も書いたんだな、と非常に納得できる強烈な個性の方でした。

このいわば「茅原実里チーム」の様子を見ていると、それぞれがいかにみのりんを愛しているかが伝わってきます。
みのりんを中心に、優れた作品を作るべく心血を注いでいるのが分かります。
途中みのりんが声を詰まらせる一コマがありましたが、端から見ていてもこのチームの団結力は素晴らしいものがあると思います。

やれやれ、これはまた秋に向けて楽しみが増えましたな、と思っていると、再び舞台が暗転。
スクリーンにツアーDVDの映像が。

・・・これってもしかして・・・。

Live Tour 2009のスケジュール発表!!!

2/7 神奈川 伊勢原市民文化会館
2/8 名古屋 愛知県芸術劇場大ホール
2/15 東京 厚生年金会館大ホール
2/21 福岡 Zepp Fukuoka
2/22 広島 クラブクアトロ
3/1 大阪 厚生年金会館大ホール
3/7 札幌 PENNY LANE 24
3/14 新潟 LOTS
and more...

アドレナリンが過剰分泌開始です。
ここから茅原バンドのバンマス、キーボードの須藤賢一さんも参加。
ツアーに向けての意気込みなどを語ってくれました。

ついにホールツアー!
ファーストツアーよりはるかに深化したみのりんの歌を、生で感じる機会が再び、しかもこんなに早く訪れるなんて、夢のようです。

完全にランティスのエース認定です。
ランティスでの初シングルリリースから約一年半でこの破格の待遇。
何というみのりんに対する期待度の高さでしょう。
ここまでもっていく斎藤Pの手腕と情熱に惚れました。
ここのところ仕事に対するテンションが下がっていたのですが、負けないように自分も熱い仕事をしなければいかんと自分を戒めました。

最後には「voyager train」を生歌で披露。
ええもう、身体が震えましたよ。
これをライブでやられた日には、一曲目から涙腺がもたないという結果になりそうです。

終演後、一緒に来ていた畏友らぴさんと合流し、開口一番「来年もよろしくお願いします」。
来年も今年と同様長い旅が続くことになりそうです。

ただ一つ気掛かりなのは、奈々さんのツアーの日程とかぶらないかどうか。
おそらくそのへんはみなさん空気を読んでくださると期待しているのですが・・・。

今年の圧倒的なライブを体験してしまった今となっては、ライブ会場に自分がいないことが想像できません。
行かなければいけないのだと、使命感すら抱いてしまいます。

その後不必要に高いテンションを引きずったまま渋谷でイベントがある際にいつも利用する店に流れ、ひとしきりみのりんやこの業界について談義。
興奮しているせいで飲めども飲めどもアルコールが回ってこず、しかも胸がいっぱいで物を食う気がしないので、ひたすらウイスキーをストレートで煽ることに。

とりあえずあーやの現状には歯がゆさと危うさを覚えるということです。
ス○クラさんには猛省を促したい。

それはともかく、この業界のレベルの高さは素晴らしいと思います。
音楽的な物はいうに及ばず、ファンを大切にしてくれる姿勢は特筆すべきです。

来年に向けてライブ向けの身体を作る必要があります。
目指すは体脂肪率一桁。
(現状は12%程度)

身体と心の芯に真っ赤な火がついた感じです。
30歳になった今年は大変な激動の一年でしたが、来年も休ませてはくれないようです。

茅原実里という人はどこまで僕の人生を豊かにしてくれるのでしょうか。
感謝の念に耐えません。

重大発表について追記2008年09月14日 11時48分

昨日の発表について一つ書き漏らしていることがありました。
ツアー日程の発表時に、今冬中国本土と台湾でもライブを行うとの発表がありました。
(会場、日程など詳細は未定)

ついに海外にも進出!
これはかなり賭けに近い気もしますが、ランティスさんは本気のようです。

台湾はおそらく台北でしょう。
台北なら二度訪れているので、土地勘は十分あります。
問題ありません。

中国は香港か上海ではないかと踏んでいます。
香港は一度行ったことがありますし、上海は行ったことはないのですが、仕事で訪れている複数の友人の話では、東京とさして変わりはないそうです。

いずれにせよ、一泊二日で十分行って帰ってこられる距離。
問題は時期だなあ・・・。
(もちろん行く気ですよ)

みのりんを中心に世界が回っていくことになりそうです。
いやはや、調整力の腕の見せ所ですよ。