コミックマーケット74 二日目2008年08月17日 22時22分

一日遅れのレポにあまり意味はないかと思いますが、日記代わりに上梓することにします。

この日は何と言ってもハルヒと鉄道擬人化という、僕の二大萌えジャンルの日なので、否応なしに気合いが入ってしまいます。
5時に起きて、越生線の始発(5:25川角発)に乗り込んで会場に向かいました。

それだけ気合い入れても、会場着は7:45。
東館側に並び、D-1列に。

お天道様のテンションは最高潮。
肌がじりじりと焼ける音が聞こえるようでした。
(おかげさまで高校球児のように日焼けしました)
顎から一定間隔で汗がしたたり落ちていきます。
さすがにヤバイと思ったので、この日はペットボトルのお茶を買ってちびちび飲みました。

「CSRの基礎知識」という仕事の本を読みながら並んでいると、この日は一般参加の学生時代の友人よりメール。

「ハルヒの壁はどこ行く?」

さっそく電話をして確認すると、ほとんど僕の行き先と彼女の行き先はかぶっていたので、僕が買い物を請け負うことに。
「自分で買いに行かなきゃ」みたいな拘りがないのならば、労力は少ないにこしたことはありません。
(これが後に思いもしなかったピンチを招くことになるのですが)

入場はなんと10:15。
準備会の方々の人捌きのスキルの高さには脱帽です。

まずは古キョンの壁サークルめがけてダッシュ(実際には競歩ぐらいですが)。
お目当てのサークルさんは当然超人気サークルさんばかりなので、既に結構な列が。
その中で、一番短いところから攻略していくことに。

結果的に入場から約1時間で壁のお買い物は済んだ訳なんですが、ミッフィー柄のネクタイに色眼鏡という風体で、新刊セットを複数買い求めていくおっさんを見て、みなさんどう思われたでしょうね。
(ま、暑さと忙しさで何とも思っちゃいないと思いますが)

それにしても、どのサークルさんも美麗なセットを作られていて感動しました。
作家さんのはてしない情熱にはホントに頭が下がります。

最後のサークルさんの列に並んでいるとき、大変なことに気づきました。
弾(=千円札)の余裕があまり無い!
このサークルさんの夏コミ新刊がすげえボリュームだったらどうしよう。
よしんばここは足りても、次に行く金がなくなったらどうしよう。
友人つかまえて売掛金の回収をすればいいんですが、その時間はどう考えても惜しい。
国際展示場の駅でスイカに三千円チャージしたのを心の底から悔いました。
(結果的に何とか黒字倒産は避けられたのですが)

ミッションコンプリートを確認した上で、今度は鉄道擬人化スペースへ。
鉄道擬人化ジャンルのいわば元祖ともいうべき紙端国体劇場さんは、文句なしにこの日の最大手。
スパコミでは割とサクッと買えたのに、この日は40分待ち。
すごい勢いで人気が広がっていっています。

たまたまでしょうが、この日は列整理のお兄ちゃんたちが妙にノリが良く、学園祭みたいな感じで楽しかったです。
クソ暑い中大変なのは百も承知ですが、やはりスタッフさんが愉快だとこちらのテンションも上がります。

とりあえずのお買い物終了は12時過ぎ。
友人と合流して売掛金の回収を行い、再び戦場に突っ込めるだけの弾を手にしたので、今度はハルヒの島中へ。
別の友人に頼まれていたものを片付けたりしながら、全ての買い物が終了したのが13時過ぎ。

こんなに配置図片手に必死になって会場をかけずり回ったのは、エヴァやときメモが全盛期だった頃以来だから、12年ぶりとかになるでしょうか。
その頃と違うのは、こちらの体力。
意識がうっすらと遠ざかっていたような・・・。
それでも最後の気力を振り絞って、もう一回ハルヒの島に突入して新規開拓を行ったんですから、オタクの執念ってのは怖ろしいものです、我ながら。

ハルヒもさることながら、鉄道擬人化が大漁だったのにホクホク。
次はそういうジャンルを作って一思いに一箇所に集めるべきですね。
そうしていただけると年寄りには有難い。

撤収は14時過ぎ。
この後JCBホールでのGARNET CROWのライブが控えているので、一旦池袋に出て風呂と着替え。
その前に日高屋に飛び込んで、30分で中ジョッキ2杯とレバニラ炒めと中華そばを流し込んでガソリン補給。
ビール飲んだら俄然元気に。

終電なくしたときに使うカプセルは、休憩利用時にもカプセルを使わせてくれるので、こういう少しでも体力を回復させたいときには大変重宝。
一風呂浴びて、一時間ほど仮眠を取ったら、ベホイミをかけたぐらいにはHPが元に戻りました。

ライブは大変楽しかったのですが、これは別項にて。
ひどいにわか雨が降ったようでしたが、幸いにもこれに祟られることはなく、大いに助かりました。

いい加減30になったらこんなことからは足を洗っていると大学を卒業した頃は思っていましたが、結局はこの体たらく。
当分無理でしょう。
そんな自分に軽く絶望しつつも、楽しくて仕方がないのだからどうしようもありません。

大満足のコミケ二日間でありました。
冬もハルヒあわせで休みをねじ込んで舞い戻ってくることになるでしょう。
また、4ヶ月後に。