茅原実里1st Concert Tour~Contact~@名古屋ダイアモンドホール2008年03月18日 21時45分

僕と友人は40番台前半という好位置での入場。
先に入場した友人が上手寄り最前列を確保し、そこに僕が収まりました。
結果として前に柵があることが、後々救いになることに。

この日のステージ上の5人の気合いの入り方は異常でした。
一目見てみのりんの顔つきが違うので、僕も思わず身構えるほど。
そして、「今日はダメかも」という覚悟も。

オープニングの「Contact」からシークエンスの「詩人の旅」で完全に理性ブチ壊れ。
4曲目で早くも肩を震わせて泣く羽目に。

「sleeping terror」や「mezzo forte」を歌うみのりんの姿は、まさに鬼神のごとしでした。
あんなに「歌」に取り憑かれた人を見たのは初めてです。
みのりんの全てが「歌」に昇華されていく様は圧倒的でした。
泣くことすら忘れ、ただただ眼を丸くして立ち竦むしかありませんでした。

そこから少し落ち着きを取り戻したかと思ったのも束の間、「君がくれたあの日」で再び壊れ、「too late? not too late・・・」「純白サンクチュアリ」でボロボロに。
柵がなければ完全に崩れ落ちているところでした。

僕はライブではあまり泣きません。
ライブ会場では感動が涙という形になって表れにくいのと、特にみのりんには笑顔を見せてあげたいという気持ちがあるので、泣かないことにしています。

しかし、今回ばかりは無理でした。

ステージ上の彼らがあまりにも凄すぎ、こんな凄い体験をさせてくれる彼らに対する猛烈な感謝の念が止めどもなくあふれてきて、抑えることができませんでした。
感動ではなく、感謝の涙が止まりませんでした。

アンコールにはどうにか立ち直って笑えるようになったのですが、「Contact 13th」で再び轟沈。
すごいぐちゃぐちゃの泣き笑いの顔でみのりんにバイバイする羽目になってしまいました。

いろいろなことへの感謝の念で胸がいっぱいになりました。
みのりんを初めとしたステージ上の5人に対してだけではありません。
みのりんと引き合わせてくれた今回のツアーに同行してくれている友人、彼らのステージを心の底から楽しめる感性を育ててくれたチューリップ、その他自分が今の自分であることに関わってくれた全ての人に対して、感謝の念が止みません。

オフコースの「言葉にできない」の有名なくだり

あなたに逢えて 本当によかった
うれしくて うれしくて 言葉にできない

まさにこの心境です。

僕と友人はこの5回、上手寄りのかなり前方に陣取り、ギターとドラムを中心にステージを見ているのですが、今回はナベちゃんとガンちゃんと通じ合っていることを確信しました。
(僕らぐらい彼らに合わせてノり、彼らをガン見している客は他にいないですから)

「純白」のとき泣きながらナベちゃんの方に視線を向けると、ナベちゃん
は僕の方を向いて大きく二度頷いてくれました。
よしよし分かってるぜ、みたいな感じで。
友人の方にはピックを投げてくれました。
先日のO-EASTでもゲットしているので、僕と友人二人でピックをもらってしまいました。

ガンちゃんも僕らの方をちらちら見てニヤッと何度も笑うんです。
おまえらついてこられねえだろう、みたいな感じで。

実際この日の二人のプレイは神過ぎました。
ナベちゃんのネックでの早弾きはいつも異常にキレてたし、サイリウムを使って弾いて見せたり、とにかくDNAをグツグツに沸かせてくれました。

ガンちゃんのとても柔らかいシンバルワークはこれ以上はないと思います。
アンコールの「詩人」でのプレイはまさに神。
この人はどんだけ上手いんでしょう。
ガンちゃんも僕らのDNAをグツグツにしてくれます。

二人のプレイだけで泣けてきます。
こんなすごいプレイを目の当たりにすることができた奇跡にただひたすら感謝するのみです。

この奇跡もあと二回を残すのみとなりました。
僕らにできることは、ただ受け取り、感じることだけです。
しかし、彼らがステージ上から発する全てのものを余すことなく感じること、そのことが、形には見えずとも、輻射熱のようにじんわりと彼らへと返っていくと信じています。

あと二回、めいっぱい彼らの歌を感じたいと思います。

コメント

_ How do you get a growth spurt? ― 2017年09月01日 17時19分

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