米国滞在日記第22回&最近のジャンプ2007年11月11日 20時38分

更新のない日は、飲んで帰ってきてそのままシャワーも浴びずに寝たと思っていただければ。

今日も今日とてゴルフです。
3週連続ラウンドなんて、恐らく人生最初で最後ですよ。

しかも今日は18ホールでした。
コースも住宅街の中ではなく、トールロード(日本と同じような有料の高速道路)を15分ほど飛ばした、ちょっと日本の山岳コースの趣があるコースでした。

先日山火事があった山のすぐそばを越えていくのですが、まさにアメリカの南部というか、灌木の後は砂が広がるばかりという荒涼たる景色で、今さらながらアメリカにいる実感が湧きました。

こちらは日本と違って、18ホール回るときも休憩なしで一気に回ってしまいます。
絶好のゴルフ日和だったものの、さすがに疲れました。

スコアは111と、日本での相当悪いときと同等だったのですが、チップインやバーディートライ(結局外しましたけど)があったりして、見せ場が少しあったので楽しく回れました。

何より、街中のゴルフ場とは違うアメリカンな雰囲気でゴルフができたのが楽しかったですね。

そこら中に、尻尾が身体と同じくらい大きくてふさふさしている、ぬいぐるみみたいなリスがちょろちょろしていて、こいつがめちゃめちゃ可愛い。
ドライバーがチョロって10ヤード先に転がっただけでも、そいつを見るだけで癒されてしまいます。

そして、今回のゴルフの白眉は、なんといっても貨物列車。
コースそばの山肌に沿って線路が走っていて、かなり頻繁に貨物列車が通るのですが、こいつの迫力がハンパじゃないんです。

日本の機関車の3倍くらいはあるんじゃないかというぐらいのディーゼル機関車が、最大でなんと5連。
そいつが引っ張る貨車がまたすごい。

船舶用コンテナを2つ重ねて載せた貨車を、とても数え切れない数、実際あまりにも長いので最後まで見ることができなかったですが、それをうんうん言いながら、という感じで運んでいく。

まさにアメリカ、という迫力でした。
「鉄」というわけではありませんが、台湾に行ってわざわざ台湾新幹線に乗るぐらいには鉄道が好きなので、かなり感動しました。

ラウンド中じゃなかったら、写真を撮ったんですが、それだけが心残りです。

近くの駅からLAまでアムトラックが通っているので、2回あるLA行きのうち少なくともどちらかはアムトラックで行く予定です。
(アムトラックというのは大陸を縦横断しているだけだと思ったんですが、西海岸には短距離路線もあるんです)
カリフォルニアの海岸沿いを走るそうなので、こちらも楽しみです。

さて、最近のジャンプを読んで思うことをつらつら。
(遠くアメリカでこんな記事が書けるとは思わなんだ)

◎アイシ
泥門は白秋に負けるべきだと思います。
ヒーローが勝ち続けるマンガはやはりいただけない。
殊にスポーツマンガの場合は、いかに負け、そしてそこからいかにさらに強くなるかがキモだと思います。
ヒル魔や栗田がいなくなるのは辛いですが、先輩となるセナやモン太の姿を見てみたいのも事実。
マルコとマネのムフフっぽい過去にも興味津々です。

◎スケット・ダンス
とりあえず速攻打ち切りの線はなさそうなので一安心。
ベタベタだけど、「無死で走者が出たら送りバント」みたいな手堅いマンガが一本ぐらいあった方が雑誌が締まっていいような気がします。

◎ハンター×ハンター
再開して数回経ちましたが・・・。
つまらないわけではないけれど、読んでいて実に腑に落ちない。
何もかもをネームで説明しちゃうってのは、要は読者を信用していないってことだと思います。
「俺が描きたいのはこういうことなんだから、おまえらちゃんと理解しろよ」と。
しかし、それは裏を返せば自分の作品の力を信じられていないということなわけで、作者にとってそれは大変不幸なことだと思います。
その辺りが実に巧みなのが岸本先生であり久保先生なわけで、キャリアなどとは関係のない実力の差なのでしょう。

◎ネウロ
とりあえずシックスの靴を舐めるおネエさんの舌使いはやばいだろう。
まさに靴フェラ。
少年誌でこれはまずいですよ。
おじさんは不覚にも興奮してしまったですよ。
(特に舐め終わった後に舌なめずりするあたり)

◎初恋限定。
『To Loveる』もそうですが、結局はこういう即物的なものが受けるってことなのね。
まあ、少年誌なんだから当然というか、ある意味健全な姿かもしれません。
でも、おじさんは妹のセーラー服+エプロン姿なんぞには萌えませんぞ。
(うそ、ちょっと萌えました)